「これで誰でも聞き上手? 阿川佐和子さん『聞く力』で女度UP」
おしゃべり大好きの歌原。仲のいい友達に会うと5時間でも6時間でもしゃべっていられる。長電話をしちゃって、携帯電話代が恐ろしいことに・・・な〜んてことも日常茶飯事。口から生まれてきたのかしら? そんな風に思っちゃうくらい、だまっているのが苦手。おしゃべりって楽しいし、ストレス発散にもなるのよね。でも、ちょっと考えてみると、私が好きなのは話を聞いてもらう事。いつも自分の事を先に話して、一通り話が落ち着いたら友達の番。私の仲いい子は聞き上手が多いんです。でも、話上手は聞き上手。誰だって、話を聞いてもらいたいもの。魅力的な女性になる為には、聞き上手になれないとだめですよね。そんな私にヒントを与えてくれる、素敵な本に出会いました。阿川佐和子さんの「聞く力 心をひらく35のヒント」。週刊誌で連載している対談コーナーは、通算900回を超え、インタビューと言えば阿川佐和子さん、そんなイメージもありますよね。でも、『インタビューは修行中。』『今でも対談に出かける前は、ビクビクどきどきしております。』なんて書いてあるじゃないですか。人と話をする時のコツ、聞く力をこの本から紹介しちゃいます♪
「楽しそうに聞く」。会話は話を聞いてくれる人あっての会話。面白そうに聞いてくれると、自分の話って面白いかもって、話し手の自信につながる。そうすると心を開いてくれて、あれも話そうかなぁ、これも話そうかなぁって色々サービスしてくれるの。ますます会話が盛り上がって、プラスのスパイラルに! では、自分の興味のない話だったらどうする? 話の内容が難しかったら、知ったかぶりをしないで聞けばいい。自分があれっと思ったことを質問してみればいい。それは話の内容に直接関係なくても、仕草だったり、持ち物だったり、とにかく相手に向き合ってみれば見つかるはず。ふむふむ、今までわからない話があると、無知がばれてしまうと思って合わせてたけど・・・これからは聞いてみよ。
「質問を重ねない」。誰かに話しかけて、その答えが帰ってこないと、変なこと聞いちゃったかなと思って、質問を変えたり、自分の話をしてしまいがち。でも、人それぞれ話すスピード、考えるスピードは違うもの。だまっていても、相手が考えている事もありますよね。何か質問したらじっと待つ、そして相手の話すペースに合わせると、思いがけないいい答えが返ってきたりするんだとか。私の会話はいつも早口かも(><) 気をつけよう。
「なぐさめの言葉は2秒後」。会話の中で大事なのが相づち。相づちがあると、会話にリズムができて気持ちよくしゃべれますよね。その中でも難しいのが、なぐさめの言葉。「最近、太っちゃって困る〜」みたいな会話の後。あんまり速く反応しすぎると嘘くさい。だいたい、2秒後に「そんなことないですよ〜」というのが、一番信憑性があるんだとか。コレはテクニックだけれど、しっかりと気持ちを伝えたい。そんな想いからのテクニックだから、いいですよね。なにか、言いづらい言葉の時は、2秒後に。すぐに実践出来そうだなぁ。
阿川佐和子さんの本を読んでいて思ったのが、阿川さんは本当に一人一人の人に向き合っているんだなぁという事。私も「人が大好き」って思っていたけれど、本当の意味で相手に関心をもって接しているか、不安になってきました。素敵な聞き手になるためには、相手への敬意をもって真剣に向き合う事が大切なのね。自分のことばっかりじゃなくて、人の事を考えたい。「話好きではなくて、聞き好き」、そんな人になりたいなぁ。まずは、「にこにこ、ゆっくり」会話に耳を傾ける、実践したいと思います。