みなさま、こんにちは。「はちみつ美容研究家」の東出佳子、直子です。今年より女性自身 さんで連載させていただくことになりました 。はちみつを通じて、私たちの食や運動、美 と健康に対する考え方などについて書いていきたいと思います。
さて、第一回目は寒い今の時期にオススメの美容法について。私たちは、「はちみつ美容研 究家」としてセミナーを主宰しています。インタビューを受けることもありますが 、その際にはまず「はちみつと白湯を一緒に飲んでいただくこと」をオススメしています。
白湯とは、一度沸かしたお湯を少し冷ました状態にしたものです。①内蔵を温めることで 内蔵機能を高め、②腸内の老廃物を洗い出してくれる、③代謝がアップすると言われてい ます。また、はちみつには美容と健康に嬉しい成分がいっぱい。白湯とセットで飲む事で有効成分が体内の隅々まで運ばれます。
ちなみに、白湯の理想の温度は50 度前後。冷えを感じるときは熱めのもの、逆に火照りを 感じるときは少し冷ためのものといったように、体調に合わせて飲むと効果的です。それ を1日3回、朝•昼•晩に試せば、次のような身体の変化を感じられることでしょう。
●朝→脳を目覚めさせ、腸内活動を活発に!朝の一杯は、内臓機能を高めてくれます。また、はちみつの主要成分であるブドウ糖が脳を目覚めさせてくれます。さらに腸内活動を活発にしてくれるので午前中にお腹もスッキリ!体の中から“キレイ”にしてくれるでしょう。
●昼→消化を促進し、エネルギー補給も!お昼の一杯は、はちみつの持つビタミン・ミネラルがエネルギーを補給してくれます。朝は食前に飲むことをオススメしていますが、お昼は食間に飲みましょう 。そうすることで消化を促進し、内臓の負担を軽減。はちみつを持ち歩けない場合は、白湯だけでもOKです。
●夜→疲れを癒し、細胞の回復に効果絶大!!睡眠は“最大の美 容液”と言われますが、そ の質を高めてくれるのが はちみつと白湯。セットで飲む事で副交感神経の働きを高め、身 体をリラックスさせてくれます。また、はちみつの持つ美容成分を素早く血中へと送り込み、就寝中の細胞修復の助けにもなります。
まずは、目覚めの一杯だけでも始めてみて下さい。はちみつ+白湯で 、気持ちのよい1日をスタートさせましょう。
※注意点 白湯の飲み過ぎは禁物です。飲み過ぎると、身体に必要な栄養素まで体外へ排出してしまうからです。1日に 200ml×4杯までを目安にしましょう。
著者プロフィール
東出佳子
アーユルヴェーダ・メディカルハーブを学び、“美と健康”をコンセプトとした飲食店経営を経て、「肌から食す」という考え方に着目。 ΝZ産マヌカハニーとの出会いにより、長年抱えていた肌トラブルのニキビが改善。2009年、はちみつ美容研究家として活動をスタート。はちみつ美容を取り入れたトータルビューティーを提案している。
東出直子
生まれつきアトピー性皮膚炎に悩まされ、予防医学・自然治癒学に強く惹かれる。 美容系商社でスキンケア商材、コスメ営業を経験。結婚、出産を機に「食す美」と健康に積極的に取り組む。シンガポールではベビーヨガインストラクター、モデルとして活躍。帰国後、2012年より姉妹ではちみつ美容家として活動を開始している。