ゴッドハンド直伝「ツボ押し」で弱った内臓を簡単活性化！

腹部のツボ押しで夏の暴飲暴食で弱った内臓を元気にする！

「その人のお腹を触れば、疲れの溜まり具合がわかります」

そう語るのは、多くの芸能人やトップアスリートから絶大な支持を受け、今、予約の取れない「身体均整師」として人気の成田射呼武（なりたやこぶ）さん。

東京・六本木に「Yakobu BODY DESIGN studio」を構え、多くの著名人やスポーツ選手の身体をケアするゴッドハンドが前回に続き、夏の疲れがたまった体のリフレッシュ法を伝授してくれた。

「じつは頭や内臓の疲労が溜まると鳩尾（みぞおち）付近が硬くなってくるんです。その改善法としては腹部にある疲れに効くツボを刺激するのが効果的。特に鳩尾（みぞおち）付近のツボは内臓を刺激し、夏バテした体に元気を取り戻す効果があります」

夏は冷たい物ばかり食べたり飲んだりしてしまい、内臓が弱ってしまいがち。9月に入って暑さは少し和らいだが、内臓に疲労が溜まった状態で食欲がわかないという人もいるだろう。そんな人はぜひ成田さん直伝の「鳩尾」ツボ押しで内臓を刺激して、体の中から活性化させ、食欲を取り戻そう。

「普段から日本中を元気にしたいと思って治療をしています。今回伝授するツボ押しを試してもらうことで、1人ひとりの方が元気になることで、結果、日本が元気になれば」

常に高いパフォーマンスを求められる経営者や芸能人、アーティストたちの体のメンテナンスを任されている成田さん。大きな影響力を持つ彼ら彼女たちが元気に活躍することで、その会社で働く人たちやファンの人たちも元気になり、結果、日本全体が元気になることをめざして日々治療にあたっている成田さん。そんな壮大な目標を掲げるゴッドハンド直伝の健康法をぜひ実践して、夏の疲れを吹き飛ばし、元気を取り戻そう。

頭と内臓の疲労が取れるツボ「鳩尾」押しでリフレッシュ

【「鳩尾」とは？】

鳩尾（みぞおち）とは腹筋の上部、あばら骨との境目の凹んだ部分

【「鳩尾」ツボ押しマッサージ（1）】

「鳩尾を刺激することで眠れないストレスや、不眠による神経の衰弱を和らげる効果があります。また、胃腸の働きを整えてくれてくれます」（成田さん）

（1）胸を張り座る姿勢から、鳩尾を指で軽く押さえる

（2）息を吐きながら、体を前かがみに倒していく
（3）自然と指が入っていくようにする。
※強く押しすぎると気持ち悪くなる可能性があるので注意

（4）腹部に適度な刺激を感じる状態で静止し、ゆっくり3回深呼吸する
（5）上体を元に戻す
（6）これを3セット行う

【「鳩尾」ツボ押しマッサージ（2）　中脘（ちゅうかん）】

「鳩尾から指2本分下に中脘（ちゅうかん）というツボがあり、これは消化器系統や肝臓や膵臓への効果があります」（成田さん）

（1）鳩尾から指2本分下にある「中かん」付近を指で軽く押さえる

（2）息を吐きながら、上体を前かがみに倒していく

（3）腹部に適度な刺激を感じる状態で静止し、ゆっくり3回深呼吸する
（4）状態を戻す
（5）これを3セット行う

【「鳩尾」ツボ押しマッサージ（3）　関元（かんげん）】

「へそから指4本分下の位置に関元（かんげん）というツボがあり、これは腸の働きを良くする効果があります」（成田さん）

（1）へそから指4本分下の「関元」付近を指で軽く押さえる

（2）息を吐きながら、上体を倒して前かがみになる

（3）腹部に適度な刺激を感じる状態で静止し、ゆっくりと3回深呼吸する
（4）状態を戻す
（5）これを3セット行う