<この物語は、ある霊能力者をモチーフにして描かれたフィクションである。>「…ごめんなさいね。普通はこんな話をすると笑われてしまうんですけれど…。ご主人はなにか思い当たることがおありですか。もしかすると、なにか見ました?」いきなり核心を衝いた。唐突なだけにはぐらかしようがないはずだ。目の前の夫は、座っていなければ倒れたのではないかと思うくらいのけぞり、その顔は明らかに恐怖...

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