<この物語は、ある霊能力者をモチーフにして描かれたフィクションである。>凄絶な陽炎の調伏から二日目の朝。いつものように、起き抜けの泥水を啜る明美と一緒に朝のワイドショーを観ていると、突然姉の良子が夫の哲也と一緒に現れた。「なによ。来いって言うから来てみたら、当の本人は居ないじゃない。これって、いったいどういう事? お母さん、美由紀は?」「なに? あんたたち、美由紀に呼ば...

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