サワッディー・カァー。
かなりいい感じの放置プレイ失礼しました。
そしてこれが今年最後の更新になります。
ではさっそく本題へ。
『日本語教師は英語と現地の言葉が話せないとなれないのか?』
という疑問にふれたいと思います。
答えは、
『ノー』です。
英語や現地の言葉がぺらぺらの先生の生徒に限って生徒の評判はあまり良くないです。
はい、これは実験してませんが、体験済みです。
『日本語を日本語で教える』という方針の学校が多いのですが、
先生がバイリンガル、トライリンガル、マルチリンガルだったりすると
生徒のほうが『日本語で考え話す意欲を(無意識に)喪失』してしまうんですね。
なのでワタクシメの生徒などは、
先生であるワタクシメの言葉のセンスのなさに日本語で話さざるを得なくなり、
とっても優秀な生徒ばかりでした。
ちなみにワタクシメの英語の能力を日本語に表すと、
ワタシ キノウ オサケ ヲ ノミ マス アルヨ (要するに過去形やら現在形やらがめちゃくちゃ)
ワタシ アナタ イッタデショ! カエル マエ デンワ クダサイ (要するに助詞とかめちゃくちゃ)
こんなレベルです。
タイ語のほうはこれより使えましたがネイティブ並みに操る先生が多かったので、
ワタクシメの語学力のなさは一番に光っていました。ヒッ゚カピカ!!
まったく日本語を知らない生徒に日本語だけで教えるのは大変です!
なので、時おり(←ここ重要)英語やタイ語を使い、時にはイラストを利用し、
時にはお笑い芸人なみのジェスチャーを駆使し、教えるわけです。(捨て身)
語学力のある先生が優秀とは限りません。
むしろ帰国子女とかで幼少のころ外国語を身につけた先生は
覚え方を忘れてしまっているので上手に教えられない。
ある程度大きくなって外国語を身につけた先生は
勉強の仕方、覚え方を覚えているので上手に教えられる人が多い。
そんな気がしました。
生徒が上のレベルに進むか否か。
そのとき、その先生の能力が露骨に出てしまいます。
10人いた生徒のうち3人しか上のレベルに進まないと校長に呼ばれ、
教え方に問題がないかなどを遠まわしに質問され、
その次からは授業を持たせてもらえないこともあるのです。
意外にシビアーな世界……。
とりあえず結論を書くと、
『まったく話せないとむずかしいけども、ネイティブでなくても日本語教師になれる』
ということです。
では書き逃げ風ですが今年最後の更新です。
今年のタイはいろんなことが起きました。が、その後の復興の様子は想像していたより早くて
まるで一連の出来事がうそかのようにも思えました。
とりあえずですね、
一生に一度はタイランドに行っていただきたいなぁとワタクシメは思います。
特に若い世代には! もちろんアダルトな世代の方々にも。
来年は現地の情報のほか、少し目線を変えてタイのいろいろをお伝えできればいいなと
思っています。
では良いお年を~っ!
<ワタクシメプロフィール>
02年~06年までバンコクにてロングバケーションを満喫。
先日タイ語を使おうと思ったらタイ語が出てきませんでした…。
せっかく覚えても使わないとダメですね。