サワッデイー・カァー(←ひさしぶりに使いました)
ここ最近取り上げている【タイの洪水】についてですが、
じわりじわりとバンコク都心に迫ってきているようです。
ツーリストが足を運ぶ場所は在バンコク日本人が住む地区は深刻な状況ではまだないようです。
が、ワタクシメが思っていたよりも浸水の地域が都心になってきているので
これからバンコクへ旅行へ行かれる予定の方はくれぐれも気をつけてください。
在バンコクの日本人(駐在員やその家族)は洪水の影響がない地方都市へ移動したり
日本へ一時帰国していたりするようです。
ちなみに外務省の海外安全ホームページによると、以下で渡航情報が出ています。(25日時点)
●ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡)
:「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
※こちらはイスラム系武装集団によるとみられる襲撃・爆弾事件等が頻発しているからで
洪水とは関係ありません※
●ソンクラー県(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)
:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
※こちらはイスラム系武装集団によるとみられる襲撃・爆弾事件等が頻発しているからで
洪水とは関係ありません※
●シーサケート県のプレアビヒア寺院周辺地域(同県のカンボジアとの国境地域東部)
:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
※こちらはタイとカンボジア両国軍による発砲を伴う衝突が発生して死傷者が出ているので
洪水とは関係ありません※。
●アユタヤ県、パトゥムタニ県、ノンタブリー県、ナコンパトム県及びサムットサコン県
:「渡航の是非を検討してください。」
(不要不急の目的で滞在されている方は、事情が許せば、早めに国外への出国を含め安全な場所の確保を検討してください。)(継続)
●首都バンコク
:「渡航の是非を検討してください。」
(不要不急の目的で滞在されている方は、事情が許せば、早めに国外への出国を含め安全な場所の確保を検討してください。)(引き上げ)
●スリン県の一部(パノム・ドン・ラック郡及びガープ・チューン郡のカンボジアとの国境地域)
:「十分注意してください。」(継続)
※こちらは洪水とは関係ありません※
************
<バンコクの現在の様子:TATサイトより>
■スワンナプーム空港
通常運運航。空港までのアクセスも通常通り
■公共交通状況
・BTS:通常運行
・通常運行(一部の駅で土嚢、各駅1~3カ所ずつ入口閉鎖)
・センセーブ運河再開
・バンコクから中部、北部行きの長距離バス運休
■ホテル
バンコク市内のホテルは川沿い含めてどこも通常営業。
■主要地区状況
・スクンビット地区:特に問題なし
・シーロム地区:問題なし
・サイアム地区:問題なし
・プラトゥーナム地区:問題なし
・ラーマ4世地区:問題なし
・リバーサイド地区:特に問題なし
・王宮地区:時間帯により若干水があふれるが、引き直す。
■今後の警戒地域
バンコク都内次の6区が警戒地区に指定。
ドンムアン区、ラクシー区、バンケン区、バンスー区、ジャトゥジャク区、サーイマイ区の6区
■ライフライン
・水道:異常なし
・電気:異常なし
・保存食・薬、生理用品の買い占めが始まるが補充がある。
・インターネット通常、電話通常、24日はコンビニでも飲料水の入手困難。
■各ツアー催行状況 *現在通常催行と記載しても急変する可能性があります。
・バンコク市内観光:通常催行。暁の寺院船着き場の水位が上がっている。
その時の判断で危険の場合、黄金仏寺院代案として変更します。
・ディナークルーズ(バンコク):昨夜は通常運行中。
・アユタヤツアー :観光不可
・ダムヌンサドアク水上市場:通常催行ですが、状況によっては、ココナッツファームよりボートでなく、陸路で移動を検討。
・パタヤツアー:通常催行。途中の道路も今朝は問題なし。ですが、途中の道路バンナー周辺で道路が困難になる場合、
パタヤがよくても催行中止。
・カンチャナブリー:通常催行
●今後タイへのご出発される予定の方は、現地旅行会社などに状況をご確認下さい。
●バンコク都内では一部浸水している箇所がございますが、
ビジネスエリア及び観光客が宿泊されるエリアに関しては現在影響がでておりません。
●今後の最新情報にもご留意ください。
●現地の情報は英語サイトThailand Tourism Update(タイランド・ツーリズム・アップデイト)からもご覧いただけます。
http://www.thailandtourismupdate.com/Official
************
警戒地域にドンムアン地域がはいっていますが、
ドンムアンといえば現在のスワンナプーム国際空港ができるまで世界からの旅行者を受け入れていた空港でした。
現在は国内線発着の空港になっていて、25日から航空会社の一部が決行を発表しています。
【国内航空が欠航発表 首都北部の空港、浸水迫る】(共同通信)
タイの洪水被害の拡大を受け、国内航空会社「ノックエア」は25日、
首都バンコク北部のドンムアン空港への浸水の恐れがあるとして、同空港を発着する全ての国内便を
同日昼から11月1日まで欠航にすると発表した。この空港を利用する別の国内航空会社は運航を継続するという。
またタイ政府は25日、首都バンコクを含む計21特別行政区・県を対象に、
27~31日を特別に休日にすると発表した。市民に避難準備を促すのが狙い。
敷地前の道路が既に冠水している同空港には、政府の洪水被害対策センターがあるほか、
4千人以上がテント生活を送る避難所も置かれており、被害の拡大が懸念される。
同空港を共用するタイ空軍によると、ターミナルビルや滑走路への浸水などの被害は確認されていない。
*************
時間の猶予もなく突然襲ってくる津波とは違いますが
この【じわりじわり感】も精神衛生上よくないですよね。
バンコクはこのような状況ですが【北部・チェンマイ】や【南部・プーケット】、【中東部のパタヤ】などは
洪水の被害はあまり出ていないようなので通常の観光ができます。
タイといえども日本の国土の1.4倍で77県もあるので、
じっくり検討&情報収集して今後の旅行のプランを立ててみてくださいね。