「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(68)が、本誌読者からの相談に答える!
【Q】「ゲームセンターのメダルゲームが大好きで。ここ10年ほど1〜2時間ほど遊んでから仕事に向かう毎日。先月、待望の子どもが生まれましたが、朝起きると、お店に向かってしまいます。このままではいけないと思っているのですが……」(ぷっさんさん・44・自営業・静岡県)
【A】「『ゲームセンターで遊ぶのも仕事の一環』と思えばいい」(蛭子能収)
メダルはお金に換えられないんですよね。これは愚かだけど……。やめられない理由もすごくわかります。でも自営業ならいいんじゃないですか。仕事以外で夢中になるものがないと、人間は生きていけませんから。
オレも看板店に勤めていたときは、仕事が終わったら毎日、パチンコ店に寄っていました。パチンコをしないと、その日、仕事をした気にならなかったほど。仕事中も“今日はあそこの店に行こう”と考えていました。その当時の日給が300円。それで40分〜1時間くらい遊べましたが、ときどき勝つんです。「打ち止め」が1,600円で、日給の5倍!これはやめられませんよ。
あなたも毎朝、ゲームセンターに行くのをルーティンにして、あと仕事をすればいいと思いますよ。ちなみにオレの朝の決まり事は、コーヒーを飲みながら『デイリースポーツ』で競艇の結果を見ること。その後に、誕生月占いで、10月を見るんですけど、いつも運勢が悪いんです。どうにかしてくださいよ、デイリーさん!
【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】
建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。
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