「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える!
【Q】「最近、急に忘れっぽくなって困っています。親友の名前がどうしても思い出せなかったり、夫に頼まれた買い物を忘れたり。物忘れが多いという蛭子さんは、どう対処していますか?」(サムデーさん・58・専業主婦・宮城県)
【A】「認知症予防には、頭の回転がよくなる競艇がオススメ」(蛭子能収)
心配だったら病院に行けばいいんですよ。オレも60歳過ぎてから、物忘れがひどくなって、医者に診てもらったら軽度認知障害でした。それから左手で円を、右手で四角を描いたり、あれ、左手で三角だったかな……、そんなトレーニングしています。あと、サバやアジがいいみたいですよ。オレは生臭くて嫌いだから、青魚を食べるくらいだったら、ボケたほうがましですけど。
先日、福岡競艇場で次のレースの予想をしていた時に「おー蛭子! 小学校のとき一緒だったオレのこと覚えてる?」と声をかけられました。オレはこう言われても100%答えられません。だから同窓会に顔を出さないんです。でも、そのときは「おーっ、タハラ、久しぶり」と、すんなり名前が出てきたんです。60年ぶりに会った相手のことがわかったのは、必死に予想して頭の回転がよくなっていたからでしょう。でも、そのタハラは、双子の兄弟だったんですが、彼が兄だったのか、弟だったのか、そこまではわかりませんでした、テヘッ!
【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】
建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。
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