第1灯 初めまして!オフグリッドな夫妻のサトウです
初めまして!サトウチカと申します。
31歳の自然療法士です。
メディカルハーブ、アロマセラピー、フラワーエッセンスなどの植物療法を中心に、自然なもので健康なカラダやココロを育む大切さを伝えています。
夫はタカヤと申します。
33歳の会社員でして、精密機器メーカーに勤めているサラリーマンです。
いたって普通のごく一般的な30代の夫婦です。
そんな我が家は、ちょっと変わった暮らしをしています。
それは、オフグリッドな暮らし。
オフ=切る グリッド=送電網
電力会社に頼らずに、自分たちの家で電力を自給して生活しているのです。
ですから、
電柱も立っていないですし、
電線も引いてないですし、
東電の電氣メーター検針も来ませんし、
電氣料金の請求書も届きません♪
今年9月に新築のお家を建てて、神奈川県横浜市で生活をスタート!
引っ越してきたその日から完全なる電力自給生活をしています。
▲屋根の上には太陽光パネルが8枚。それらが2kw/hの電力を生みだします。
▲物置の中には再生鉛バッテリーの中古品の蓄電池。最大27kwhの電氣を貯められます。
これらをつなげて、家で電氣をつくって貯めて使っています。
とってもシンプルです。
現在の我が家の消費電力は、1日平均3 Kwh。一般的な日本の世帯のおよそ3分の1だそうです。
おそらく原始的な暮らしをイメージする方が多いと思いますが、そんなことは全くないんですよ!
冷蔵庫、洗濯機、掃除機、炊飯器、エアコン、パソコン、プリンター、携帯電話を使っていますので、みなさんの生活と大きな差はありません。
しいて言えば、テレビと電子レンジがないくらいです。
こちらのブログでは、こんなわたしたち夫婦のオフグリッドな暮らしを、リアルにお伝えしていきますので、これからどうぞよろしくお願いいたします!
記念すべき〝第1灯目〟は、なぜこの暮らしを決めたかというバックボーンについて触れたいと思います。
きっかけは3年前の3.11。
原発事故という非常事態を受けて、電氣について考えさせられることとなりました。
それまで電氣を湯水のごとく使っていたわたしたち。
まさか原子力発電という危険なものを前提に電氣がつくられていたなんて!と、何も知らなかった自分の無知さと不勉強さに愕然としました。
そんなときに、環境活動家である田中優さんが書かれた「地宝論」というご本に出会います。