先日、我が家が自給自足的生活であることを知った人から、ビックリするような質問をされました。
それは、「サトウさん家のおトイレは水洗ですか?」というクエスチョン。
「もちろんですよ!ウォシュレットだってついてますよ!」と鼻息を荒くしてお答えしましたが、なるほど、「自給」という言葉は原始的なイメージを呼び起こすのだと痛感しました。
どうやらその人は、ぼっとん便所的なものを想像したようです(笑)
このような疑問を持つ人が少なからずいらっしゃるということは、我が家の炊事はかまどで、洗濯は川で、掃除は箒や雑巾で、お風呂は五右衛門風呂で…という想像をされている可能性が高いのでは?!
これは払しょくせねばなりません!
我が家は家電を使ってみなさんと変わらない暮らしをしています。
でも、うまく節電するために別のもので補いながら営むオフグリッド生活です。
今日はそのリアルな暮らしを知っていただけたらと思います。
まず、我が家のキッチンをご紹介します。
冷蔵庫もオーブントースターもありますから、一般的なお家のキッチンと変わりません。
ガスだってちゃんと通ってますよ。(都市ガスではなくプロパンですが)
写真には映っていませんが、炊飯器もミキサーも電氣ケトルも精米機もあります。
電子レンジはあまり好きではなく、もともと使用していなかったので、持っていません。
ただ、ご飯は土鍋で炊く習慣がついていますので、炊飯器を使ってご飯を炊くことは滅多にありません。
土鍋で炊いたご飯は超がつくほど簡単で美味しいんですよ!
白米なら30分で出来上がります。
最初10分は弱火で、その後10分は中火で、計20分火にかけたら止めます。
そして10分蒸らしたら出来上がり♪
炊飯器より早く出来上がりますし、とにもかくにも美味しい!
もちもちしていて、お米が甘いんです。
土鍋に入れておくと冷めても固くならないので、冷蔵や冷凍もしません。
一度味わってしまうと、もう炊飯器で炊いたご飯が食べられなくなりますよ。
みなさんもぜひお試しください。
一方で、炊飯器もよく使います。
それはご飯を炊くのではなく、豆を煮たり、甘酒を作ったり、ケーキ(写真はアップルケーキ)を焼いたりです。
発電が止まらない晴れた日は、余った電力を使うのに炊飯器はもっていこい!
一回に1kwhくらい電力を使うパワフルな家電なので、電氣富豪の日の必須アイテムです。
電子レンジのない生活では、どうやってご飯やおかずを温めているか疑問が浮かびますよね。
答えは蒸し器です!
我が家は土鍋としても使えるこのような蒸し器を使っています。
ご飯は5分くらい蒸せば温かくなるので、電子レンジで冷凍ご飯をチンする時間とあまり変わりません。
土鍋は余熱パワーが強いので、ご飯を取りだした後に火を止めて、次におかずを入れておけば勝手に温まります。
蒸し野菜を作るときに一緒にご飯を入れて、調理と温めを同時進行することもできます。
とても便利でエコな調理法です♪
電子レンジではなく蒸し器でお料理を温める。
これがサトウ家の王道マニュアルです。