わたしの憧れのオフグリッドウーマンの藤井智佳子さん。
都営団地にお住まいで、2012年に東電と決別された御方です。
その暮らしは、テレビや新聞や雑誌で取り上げられていて、オフグリッド界では超有名人!
そんな智佳子さんにお目にかかれたのは、今年2月に都内で開かれたオフグリッドイベント。
このときにご縁を結ぶことができました。(詳しくは第7灯をお読みください)
「智佳子さんのお家を見学させてください!」とお願いすると、軽やかな二つ返事で「ぜひどうぞ!」とニッコリ答えてくださいました。
わたしの辞書に「社交辞令」というものがないため、さっそく日程を決めさせていただき、先週末、夫と二人でお邪魔させていただきました♪
到着すると、ベランダに取り付けられた太陽光パネルたちがお出迎え。
テレビや新聞で何度も見たことがあるので、本物を目の前にして興奮!
右の小さなパネルから、5W、120W、43W、43Wの計4枚で、全て合わせると211W。
玄関に着くと、電氣メーターの線はしっかりカットされています。
なんて清々しい姿なのでしょう!
智佳子さんの暮らしは、アイディアに溢れています。
電氣だけに留まらず、ガスなどの天然資源を、無駄遣いせずいかに効率よく使うかという考えのもと生み出されたエコ発明アイテムがたくさん!
それはまるでエコテーマパークのようで、ワクワクします♪
まずこちらが、冷蔵庫の代わりに使っていらっしゃる『植木鉢クーラー』
大きさの異なる素焼きの植木鉢を用意して、底の穴をふさいで重ねます。
鉢の間に砂を詰めて水を注いで砂を湿らせると、気化熱によって冷たくなるのです。
外の温度が高ければ高いほど、また風があるほど、冷えるそうです。
見つけました!『人力発電機』
ずっとずっと乗ってみたかったのです!
さっそく乗らせていただくと、ちょうどいい負荷の漕ぎ心地♪
ハンドルの中心に発電量が表示されます。
漕げば漕ぐほど数字もアップするので、楽しくなって止められません(笑)
この発電機を使って洗濯機を動かしたり、バッテリーに充電したりされています。
ハンドルにパソコンを置いて、漕ぎながらメールを書いたこともあったそうです(笑)
この人力発電機は、運動も発電もできてまさに一石二鳥。
以前智佳子さんはフィットネスクラブに通っていらっしゃって、一ヶ月に6千円つまり年間7万2千円費やしていたそうですが、この人力発電機がやってきたことで通う必要がなくなったとのこと。
年間5万円ほどだった電氣代の分も合わせると、オフグリッドにしてから12万円以上ものおカネが浮いたそうです!