4月に入ってからというもの、雨→曇り→雨→曇りの繰り返し。
ついに電力が底を尽きるのではないかと、心配のお声を頂戴したくらいですが、なんと全くもってノープロブレム!
春の日差しはパワーが強いのか、曇りでもガンガン発電をしてくれています。
梅雨も問題なく過ごせるような予感がしてきました♪
我が家のオフグリッド生活がスタートしたのは昨年9月。
秋、冬、春と三つの季節を過ごしてきました。
この半年以上のあいだで、電氣の個性を掴み、お互いの絆を深め、家族になっていったように思います。
不思議なものですが、電氣というキャラクターを知れば知るほど、愛おしくて可愛い存在になっていくんです。
今日は、およそ7カ月のあいだで発見したこと、学び、わたしのきもちの変化などをお伝えします!
まず、引っ越してきた当初。
正直申し上げると、2カ月くらいのあいだはびびりまくっていました(笑)
バッテリー残量をきにして、いかに電氣を使わないかということばかりに意識が囚われて、とにかく節電していました。
お風呂上がりにドライアーを使うのすらハラハラドキドキしてしまい、半乾きのまま途中で止めてしまうほどの緊張感!
そのせいで一度風邪をひきそうになったことも…(笑)
夫に「そんなにきにしなくても大丈夫だよ」と言われても信じられず、なるべく電氣を使わないようにしていました。
その頃の発電量グラフがこちら。昨年9月のもので、引っ越してきて間もない頃のデータです。
我が家の太陽光パネルは一時間に2kWh発電します。
年間平均3,3時間の日照時間を基に換算して、一日6kWhの発電を見込んでいました。
しかしながら、このグラフを見ると4kWhすらいかない!
一日の電力消費量が2,5kWhだったので問題はなかったのですが、ちょっと心もとなかったのは否めませんでした…
翌月の10月、ある法則を偶然見つけます。
みなさん、このグラフを見て、あることにきづきませんか?
答えは、「雨が降った翌日は、発電量がぐんとアップする」です。
パネルに付着しているチリやホコリなどの汚れが、雨によって洗い流されることで、発電されやすくなることを知りました。
(詳しくは第5灯をお読みください)
この頃から、晴れの日が続いて発電が落ちてくると、天に向かって雨乞いするようになります(笑)
それでも当初の6kWhには程遠く、4kWhを超えればヤッター!と喜ぶくらい。
そんな折、さらに偶然の発見がされます。
夕方くらいまでガンガン家電を動かして電氣を使った日のこと。
あちゃ~、今日は使いすぎちゃったな。大丈夫かな…と心配していました。
夫は毎晩、物置にある充電コントローラーで、その日の発電量をチェックします。
そして「チカさんすごいよ!今日は4kWh超えてるよ!」と興奮気味に言ったのです。
え?あれ?ほんと?
ひょっとして、家電を使うとシステムが刺激されて発電量が上がるのかな?
ひとつ仮説が浮上しました。
また別の日のこと。
家事がたまりにたまっていて、いっきに片づけた日がありました。
その分電氣消費量も多く、けっこう使いすぎちゃったな…と心配に。
その日の夜、帰宅して玄関を開けた夫は「チカさんすごいよ!今日の発電量多かったよ!」と興奮気味に言ったのです。
え?あれ?また?
これはまさか、消費すると発電量が上がるということかな?
真相がますますきになってきます。
同じようなことが何度も何度もあり、これはひとつの法則に違いないと確信します。
それは、「家電を動かせば動かすほど発電量が上がる」という法則。
いかに節電して、電氣を使わないようにするかということに躍起なっていたわたしたちにとって、それは衝撃の逆説的な法則!
消費すればするほど発電するなんて、おカネを使えば使うほどお財布に入ってくるみたいな感じ!
黄金の法則です!