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先日9月11日に、オフグリッド生活一周年を迎えました!パチパチパチパチ☆

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当初は電力が底をつくのではないかと不安になって、ローソクを大量購入して引っ越してきましたが(笑)、一本も火を灯すことなく無事にこの日を迎えることができました!

この一年間で、バッテリーが50%を切ったことはたった一日だけ。

雨や曇天が続く真冬に、電氣ストーブという電氣食いの家電を8時間もつけっぱなしにしてしまったことが原因。(しかもその犯人はわたし…)

一瞬ヒヤリとしましたが、あとの364日は全く問題なく順調&快調♪

これもみなさまの応援パワーあってこそ!この場を借りて厚く御礼を申し上げます!!

 

この一年間の平均発電量は4kWh、平均蓄電量は88%でした。

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我が家の一日の平均消費電力量が2.5~3kWhですので、暮らしをまかないつつ、余った電氣をバッテリーにためて使う、まさに「足るを知る」にちょうどいい量!

当初、8枚のパネルでは少なすぎるのではないか?と不安の声が周囲から上がりましたが、やっぱりこの枚数にしてよかったと思います♪

 

春夏秋冬、電力“完全”自給生活を営んでみて分かったことは、家一軒分の電氣くらい電力会社に頼らずとも、自分の家でつくって十分豊かに暮らせるということ。

地球を掘って傷つけて、石油や石炭や天然ガスを採りだして、それを燃やしてCO2まで出してつくるものではないと思います。

ましてや原発なんて論外中の論外です。

30%くらいの低い発電効率で、行き場のない放射性廃棄物を出し続け、一旦事故を起こしたら収集もつけられないあんな危険なモノ、本当に必要ありません!

 

今までの人生で一番、生きている実感があります

自分たちの家で食糧(お野菜)とエネルギー(電氣)を生みだす生活を始めてみて、自然の偉大さを実感しています。

わたしたちの暮らしは自然と共にありますが、自然は人間にとても協力的で、愛を存分に与えてくれる存在であることを初めて知りました。

なぜなら、太陽は毎日昇るのでお願いせずとも必ず発電してくれますし、種をまけば芽を出して自ら実ってくれます。

わたしたちが破壊や汚染など余計なことさえしなければ、必ず惠みを与えてくれるんです。

よく「スゴイですね」とか「エライですね」など言われるのですが、わたしは全くすごくもなければえらくもありません。

すごくてえらいのは自然です。

だって、わたし自身が発電しているわけではないですし、わたしからお野菜が生まれるわけではないですからね(笑)

 

このような自然と調和した暮らしになってから、この一年間が今までの人生で一番“生きている”実感があります。

それまでの「生きるためにおカネを稼ぐ生活」から「生きるために耕す・生みだす生活」になって、おカネが虚構や幻のように思えてきました。

おカネって、あくまでコンピューター上での架空の処理で、物理的に存在していないんですよね。

全国民が一斉におカネを引きだしたら、明らかに足りなくて、受け取れない人が続出するわけです。

つまり、実質が伴わない空虚で不確かなもの。

でもこの暮らしだと、お野菜の種を蒔いておけば今日の食糧になって、太陽が昇れば今日の電氣になる。

実質が伴っていてリアルに生きている感覚があるんです。

 

楽園を外に探す海外旅行に、全く興味がわかなくなった

満足感と充実感に満ちていて、“今ここ”を生きていることを実感する日々。

あまりにも豊かで幸せになったので、楽しいことを外に見出すことがなくなりました。

わたしも夫も、海外旅行に全く興味がわかなくなったことを、大きな変化のひとつとして共通認識しています。

マンション時代は、一年に一度は必ず海外に出かけて英気を養っていました。

海外旅行のためにおカネを貯めよう、海外旅行でリフレッシュしよう、と一生懸命…。

そして帰国するとすぐに、次の海外旅行を楽しみにまたがんばろう、とその意識は“今ここ”ではなく未来に…。

今思えば、地に足がついていなくて、楽園を必死に外に探しに行っていたのだと思います。
でも、今はここが楽園!

みてくださいこのお野菜。キラキラ輝いていて、わたしにはまるで宝石のように見えます。

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この宝石野菜でご飯をつくって食べると、ココロもカラダも幸福で満タンになるんです!

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おカネがないと幸せになれないという固定観念からオフグリッドされて、食糧やエネルギーに加えて心の余裕までをも自分で生みだすことができるようになりました!

以前は海外旅行に年間100万円ちかく使っても満足できなかった貧しい心と満たされない想いが、オフグリッド生活になってからは常に心が100%充電の状態です♪

 

依存から自立
消費から生産
貨幣経済から緑の経済
アスファルトから土

 

いろいろなものが180度転換したこの一年。

都会生まれ都会育ちのわたしたち夫婦にとって、それまでの価値観がガラリと変わる激動の一年となりましたが、いま暮らしも心もとても豊かです。

電力会社から完全に自立したことで、国や大企業に握られてしまっていた人間としての尊厳を、一部取り戻せたという誇りがあります。

新たに始まる二年目も、地球や人間に優しく親切な繋がりとはしっかりグリッドして、逆なものとはしっかりオフグリッドして、凛と生きていきたいと思います。

今後ともオフグリッドに生きるサトウ家をどうぞよろしくお願いいたします☆

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