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毎月2回お届けするこどもみらい探求社からのレポート。
うち1回は、「70㎝の目線」。
こどもたちにひとつの“ありふれたモノ”を渡していき、創造される「あそび」をお送りします!

もう1回は、「保育士起業家 まい&めぐの社会実験“こども✕??”」
こどもたちの明るい未来のために、様々な分野とコラボレーションをしたレポートをご紹介。

今回は「70cmの目線」、出会ったモノは、「ペットボトル(大豆入り)」です!

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今日のこども
そーちゃん(1歳0カ月)
好きなもの:探検、積み木くずし

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【観察を終えて…】

今回も、おやこ保育園からのひとコマ。

この日のテーマは「音」ということで、ペットボトルなどの空き容器に、 大豆・お米などを入れ、手作り楽器を作成しました。

こどもたちは手作り楽器に興味津々! 今回は、1歳になったばかりのそーちゃんに注目してみました。

そーちゃんは、たまたま手にしたペットボトルの中から、音が聴こえてくることに気づきます。 中に入っている大豆が、ペットボトルの揺れに合わせて移動するためです。 この場では、“これは、こうするもの”と大人がやり方を教えず、「自分で経験して、気づいていく」ということを大切にしています。

自発的な気づきに至るまでには、大人がどんなスタンスでそこにいるのかがとても重要。 安心してチャレンジできる環境があってこそ、「経験」は生まれます。 そして、経験を積むことで、自分でやりたいという気持ち(自立心)が芽生え、できた!という達成感を1つずつ積み重ねていくのです。 この積み重ねは創造力をはぐくみ、遊びを発展させてくれます。
こどもがたくさんの「経験」を自分で積んで行けるように、大人は手助けをしてあげたいですね!

さて、あなたのお子さんに【ペットボトル】を渡したら、どんな反応をみせてくれるでしょうか?

次回の素材も、普段なにげなく使っている生活用品。おたのしみに!

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