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大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(71)が、読者からの相談に答える!

 

【Q】「カルロス・ゴーンさんが逮捕されました。年収が何十億円もあるのにどん欲に金もうけを続ける意味がわかりません。お金持ちの蛭子さんはゴーンさんの気持ちは理解できますか?」(ふたりぼっちさん・28・派遣社員・京都府)

 

【A】「先輩としてゴーンさんに一言。『警察をおちょくるべからず』」(蛭子能収)

 

お金持ちの人はケチな人が多いから、ゴーンさんのような大富豪はそうとうなドケチだと思いますよ。

 

オレも(麻雀賭博で)逮捕されたことがありますから、一応、ゴーンさんの先輩ですね。先輩としてゴーンさんに言えることは、警察をおちょくらないほうがいいということです。それまで「麻雀で捕まるなんておかしい」という漫画を描いていたことをすごく反省しました。

 

ちなみに、オレのマネージャーは競馬好きです。先日、大阪に仕事に行ったときに時間が空いたので、オレはボートレースをして、マネージャーは競馬をして時間をつぶしました。

 

オレは5万円負けでしたが、マネージャーは12万円プラスに。帰りの新幹線で、彼は自腹で5,000円払いグリーン車にアップグレード。そのうえ、オレに弁当まで買ってくれました。マネージャーは競馬に勝つと、ごはんをおごってくれるんです。

 

「うまい! うまいよ!」と弁当を食べながら、オレは「マネージャーは大富豪にはならない」と確信しました、てへ!

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