大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(71)が、読者からの相談に答える!
【Q】「中2の娘は不登校です。クラスでいじめられ、担任に訴えても親身になってくれません。不登校でもいいけど、社会ではもっと厳しいことも。甘やかしていいのか悩んでいます」(ペナペナさん・51・パート・熊本県)
【A】「いじめからは逃げるべし。自分の居心地がいい世界で生きればいい」(蛭子能収)
骨折した右手が治り、漫画を描き始めました。画風に「切なさ」が出始めたと言われますが、漫画はギャラが安いので、テレビの仕事だけを待っています!
オレも中2のときにいじめられていました。しかも担任はオレを不良グループの一員と見ていて、学校がすごく嫌でした。でもクラス替えがあって、いじめがやんだんです。ツラいときは、自分がいる世界しかないと思い込んで、ずっといじめられると考えていたんですよね。
オレはツラいことに耐える必要はないと思っています。いじめも逃げたほうがいいし、無理して学校に行ったり、友達と付き合ったりする必要もないと思っています。
たしかに大人になると、人間関係が面倒くさくなります。我慢して生きていってもいいけど「別の世界があるや」と、考えられることも大事だと思いますけどね。
自分の居心地がいいと思える世界で生きるのは、そんなに悪いことではないですよ。オレにとってテレビの世界みたいに……てへっ!
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