大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(71)が、読者からの相談に答える!
【Q】「情が薄い55歳の兄は、母親の介護は妹や弟まかせ。ヤンチャな兄で、親は手を焼いて育てたのに実家に顔を見せない薄情者。どうしたら母の介護を手伝ってくれますか?」(まちまち子先生・52・パート社員・岐阜県)
【A】「情が薄いも厚いもない。オレは金でしか動かない」(蛭子能収)
親の介護を家族でみるのは大変なんじゃないですか。兄貴に無理やり手伝ってもらっても、面倒なことが起こる気がしますけどね。きょうだいで助け合って親の面倒をみるなんて幻想だと思いますけどね。まいっか。
オレは感情では動きません。ボートレースでも負けが続いて「次は勝ってやる」とか強く思うと冷静な予想ができなくなります。情熱を抑えてレース展開を読みます。それでも負けてばかりですけどね……てへっ!
いま毎週木曜日のゴールデンタイムに放送している『太川蛭子の旅バラ』(テレビ東京系)に出演しています。オレの体がきつくてやめたのに、太川さんとまた一緒に旅番組に出ることでギャラがアップされたと報道されたようですね。
太川さんのことはわかりませんが、『旅バラ』では、オレが1人で資金を節約しながら旅をする企画があるんです。ゴールしたときに余った資金は「お小遣いにしてもいい」とマネージャーから言われ、がぜんやる気になりました。オレは金でしか動きません。
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