(イラスト:マユボンヌ) 画像を見る

その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(28)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【憧れの職業の落とし穴】

 

お正月に、この連載のイラストを描いてくれているマユボンヌさんと一緒に、読者のみなさんのお悩み相談イベントをやりました。全国からたくさんの方が来てくれて、本当にうれしかったです。

 

幅広い年齢の方のお話を聞いたんですけど、仕事に関する相談がとくに多かったですね。なかでも「好きなことを仕事にしたい」という方がたくさんいて、とても素敵だなと思いました。

 

僕も芸人なんて仕事をしてますから、その考え方には大賛成です。ただ、いわゆる“インフルエンサー”に憧れている場合は、ちょっと気をつけてほしいことがあります。

 

というのも、最近インスタグラマーやユーチューバーといった方々とお会いする機会があったんですが、なぜかちょっと病んでる感じの方が多かったんですよ。

 

それで霊視してみたら、ファンの生き霊は芸能人並みにいっぱいついてるのに、本人の霊体はほとんど見えなくて“空っぽ”の状態になってました。

 

たぶん、ファンが増えるにつれて、自分のやりたいことじゃなくなって、周りの期待に応えることばかり考えるようになっちゃったのかなって。どれだけ人気になっても、自分の“芯”をなくさないように要注意です。

 

【お知らせ】

はやともさんへのファンレター・心霊相談は、
〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6
光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!

 

「女性自身」2020年3月10日号 掲載

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