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大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収さん(73)が、読者からの相談に答える!

 

昨年7月、蛭子さんは、『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)で、アルツハイマー病とレビー小体病を併発している初期の認知症であることを公表した。

 

【Q】「ケンカばかりの両親を見ていて、結婚って何? と。他人同士が一緒に暮らす意味がわかりません。夫婦ってなんですか? なぜ、蛭子さんは結婚したのか理由を教えてください」(ロビンさん・17・学生・群馬県)

 

【A】「結婚なんてうまくいくわけがないと思っていたほうがいい」(蛭子能収)

 

結婚をした理由なんて覚えていませんね。(マネージャー〈以下、マ〉「前の奥さんを亡くされて、1人で寝るのが寂しいからだったと思いますよ」)あっそうでしたっけ? まあでも、結婚なんてなんとなくするもの。みんなも理由がよくわからないけど一緒になっていると思いますよ。

 

ただケンカを見せられるのが嫌だったら「私の前でしないで」と意思を伝えたほうがいいし、どっちかに暴力があったらすぐに警察に行ったほうがいいですよ。

 

でも、どの家庭にも問題がありますよ。変な期待しないで結婚なんてうまくいくわけがないと思っていたほうがいいと思いますよ。(マ「よくギャンブルに行って夫婦ゲンカしていましたよね」)昔はギャンブルと女房を選べと言われたら、確実にギャンブルでしたが、でも最近は女房だけです。

 

(マ「奥さんのどういうところが好きですか?」)えーっと……、パッと答えられないのはマズいですね、ほかの人と比べたら段違いにいいんですが……なんやろ? 誰か教えてください!

 

「女性自身」2021年3月16日号 掲載

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