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大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収さん(73)が、読者からの相談に答える!

 

昨年7月、蛭子さんは、『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)で、アルツハイマー病とレビー小体病を併発している初期の認知症であることを公表した。

 

【Q】「銀座のクラブ通いをする国会議員。新型コロナ対応もそうですが、政治家に裏切られた気分です。もっとしっかりしていれば日本はよくなるはず。蛭子さんからも言ってほしい!」(笹ダンゴさん・42・パート・島根県)

 

【A】「政治家なんて信用できないからいくつになっても稼いでいたい」(蛭子能収)

 

オレは銀座には行ったことがありませんね。(マネージャー〈以下、マ〉「プロデューサーに連れられて、毎週、銀座の高級クラブに行っていた時期があります」)あっ、そうやった。番組のプロデューサーが銀座好きで、収録が終わった後、よく誘われていました。オレはレギュラーだったから断れなかったけど、楽しい思い出はまったくありません。

 

その銀座好きのプロデューサーは、オレのこと「蛭子大先生」と呼んでいたのに、すぐに「蛭子さん」になりました。しばらくすると「蛭子!」に呼び捨てになって最後には「おい親父!」と呼び方が変わっていました。

 

でも政治家なんて、みんなあのプロデューサーみたいなものですよ。政治にはあまり期待しないほうがいいように思えてしまいます。(マ「蛭子さんは政治や国が信用できないから何歳になっても働きたいんですよね」)

 

政治家って定年がないんでしたっけ? それやったら「認知症党」でも作って、政治家になるのもいいですね。まっさきに、賭け麻雀などのギャンブルを解禁します。

 

「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載

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