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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(29)。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【おばけが見える人って、太ってる人が多いですよね……】

 

読者のみなさんはもうお気づきかもしれませんが、僕ってちょっと太ってるんですよ(笑)。デビューしたばかりのころはもっとやせてたんですけどね。健康によくないかなと思って、いま本格的にダイエットをしています。スマートになった僕の姿を楽しみにしていてくださいね!

 

それにしても、世の中の「おばけが見える系の人」って、なぜか太ってる人が多いですよね(笑)。それってたぶん、太ってるほうが貫禄がついて、話に説得力が増すからじゃないかなって思います。

 

霊感なんてないほうが一般的なので、自分の話をなかなか信じてもらえない経験って、僕も含めて霊能者って言われる人たちなら、誰でもあると思うんです。

 

それはそれでしょうがないんですけど、心のどこかで「本当のことを言ってるのに」っていう葛藤があって、話に説得力を持たせようと無意識に太っちゃうのかなと。僕が太っているのも、不摂生のせいじゃないかもしれません(笑)。

 

ちなみに、霊媒師のように自分の体に霊を「入れる」人たちはそのせいで太るらしいです。なんでも霊を「食べてる」みたいなものだから、胃が大きくなっちゃうんだそうですよ(笑)。

 

【PROFILE】

シークエンスはやとも

1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。昨年8月には本連載をまとめた初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売された。

 

「女性自身」2021年4月27日号 掲載

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