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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(29)。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【うちにいる幽霊(?)が僕に恋しているみたいです】

 

以前、インスタライブ中に起こった怪奇現象についてお話ししましたが、やっぱり我が家には何者かが棲みついているようです。しかも、僕に好意があるみたいなんですよね。というのも、うちに出入りした女のコたちがちょっと怖い体験をしているから。

 

1人目は同じ事務所の放送作家さん。一緒に舞台の買い出しに行ったあと、うちでご飯を食べて、帰りは僕が車で送って行きました。帰宅するとすぐ、そのコから電話がかかってきて。

 

なんでも、僕と別れたあと急に、誰かに首を絞められているかのような息苦しさに襲われたそう。すぐにおさまったものの、首にはうっすらヒモの跡が残っていたんだとか……。

 

そして2人目は、うちでコラボ動画を撮影した女優さん。僕と玄関で別れたあと、マネージャーさんの車に乗ろうとしたところで、後ろから首に腕を回されて、ぐいっと引っ張られた感じがしたんだとか。驚いて振り返ってみると、そこには誰もいなかったそう……。

 

男友達には被害がなく、たまにやってくる女性にばかり怪奇現象が起こっているので、たぶんうちにいる幽霊(?)が嫉妬しているんでしょう。僕は怖いようなうれしいような複雑な気持ちです(笑)。

 

【PROFILE】

シークエンスはやとも

1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。昨年8月には本連載をまとめた初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売された。

 

「女性自身」2021年5月4日号 掲載

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