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2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(74)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!

 

【Q】「ロシアがウクライナに侵攻して始まった戦争。このままだと第三次世界大戦になってもおかしくない状況。非常に怖い世の中です。戦争反対と思っているだけではだめ。蛭子さん、この世界を平和にする方法を教えてください」(ラスGOさん・23歳・千葉県・学生)

 

【A】「いじめっ子は、世界のリーダーになってはいけないことにすべき」(蛭子能収)

 

オレもテレビを見ていて、世界中で戦争が始まるような気がして怖くてしかたありません。なんか世の中がおかしな方向に向いていっている感じがします。(マネージャー「蛭子さんは認知症になる前から、戦争をしてはいけないと言い続けていますよね」)

 

オレは死にたくないし、殺したくないからです。どんな人でも「死にたくない」はずですが、そんな人たちに戦場に行く命令をしているんですからね。プーチン(大統領)の顔つきを見るとゾッとします。

 

オレは中学校のときにいじめにあっていて、不良仲間からある女のコをたたくことを命令されたことがあります。オレは抵抗することもできずに女のコを「ぺたん」とたたいてしまいました。そのときの手の感覚は、今でも思い出されてすごく嫌な気分になります。

 

世界中の指導者はみんないじめっ子みたいな顔つきをしていますが、いっそのこと、いじめられた経験がある人しかリーダーになれないと決めればいいと思います。

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