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2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(75)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!

 

【Q】「会社のある人が、私のデスクの引出しを開けて私物のボールペンやハサミ、ホチキスを勝手に持ち出します。名前を書いても使いっぱなし。自分で買った高級ティッシュも好き勝手に使われています!どうすればいい?」(エマー49さん・31歳・愛知県・会社員)

 

【A】「『高級ティッシュを使っている』というプライドを捨てよう」(蛭子能収)

 

えーっと、この人が自分で高級って言っていますが、そんなティッシュがあるんですか?

 

(マネージャー「保湿性が高くて肌触りがいいティッシュがあるんですよ。通常の2〜3倍の値段がします」)

 

なんか自分で高級と言っているのがおかしいですね。私は人とは違うのよ、と思っているはずですよ。

 

(マネージャー「今日の蛭子さんは調子がいいと思っていたら……。相談者をイジるのはやめましょう」)

 

オレは鼻をかむんだったら新聞紙でもいいと思っています。高級ティッシュは、なんか自分を上に見せたい人が買っている気がします、たぶんですけど。高級といわれているものは、ぜんぶそんな気がするんですよね。

 

(マネージャー「蛭子さんは腕時計も『時間がわかればいい』と高級なものを持っていませんね。それよりも相談の回答をしてください」)

 

これは「私のものは持っていかないでください」と言えばいいだけですが、高級なものを使っている思い上がりがあって言えないんですよ。うへへ。

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