我が子が10才の誕生日を迎える、
それは想像していた以上に感慨深く、ずっしりとした幸福感で体が満たされて、
おめでとうという言葉を口に出そうとするのに感嘆のため息ばかりが漏れて声が出せない。
この年齢になってもまだ感じたことのない感情に揺さぶられることがあるのかと驚くばかり。
息子が生まれてすぐに描き始めた絵日記、次いで始まったこの連載も10年間続けてきたことになります。
家族を題材にしたエッセイを長く続けていくことの難しさは理解していますし、実は数年前からまめとの意思確認を繰り返しているのですが、
意外なことにまめは自分が題材にされていることにさほどデメリットを感じていないのだそうで、
絵日記はまだ続くことになりました。
絵日記の公開をやめることになったとしてもキャラクタービジネスは可能だとか、
ゆくゆくは自分も社員にして欲しいだとか、
要求が年々現実的になってきているところに成長を感じます。
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