慶應義塾大学病院放射線科医の近藤誠先生(64)の“孤独な闘い”は、30年におよぶ。「出世もあきらめて、万年講師だよ」と自嘲したように語ったが、悲壮感はない。社会的な議論を巻き起こした著書『患者よ、がんと闘うな』(文藝春秋刊)から17年。現在『医者に殺されない47の心得』(アスコム刊)が76万部を超えるベストセラーとなっている。その主張は一貫している。医師や薬に頼りすぎな...

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