「船の舵をいきなり90度、切りかえられるものではありません」
「でも、どんな小さな船でも自分で進んでいく力を持っていることを信じています」
12月3日発売の『AERA』に「眞子さまが『いとおしい』」と題された記事が掲載された。これは“親しい友人”が紀子さまから聞いた言葉だという。
「『朝日新聞』のS記者による署名原稿ですが、彼女は秋篠宮さまとのご婚約前から紀子さまの番記者だったのです。皇室担当を離れても、秋篠宮ご夫妻の海外旅行に同行したり、紀子さまの父・川嶋辰彦氏のボランティア活動をタイまで取材しに行ったりするなど、秋篠宮ご夫妻の信頼を勝ち得ています。紀子さまは、親しい記者を通じてお考えを表明し、世論をも巻き込もうという厳しい姿勢を見せられたのです。紀子さまからの“破談勧告”といっても過言ではありません」(皇室担当記者)
秋篠宮ご夫妻がタイに旅立つ前日の12月11日、眞子さまは勤務先の博物館・インターメディアテクへ出勤された。
博物館は東京駅の目の前に建つJPタワー内にある。人通りも多いなか、大きなマスクにメガネ姿の眞子さまは車から出てビルに入っていかれた。
そして夕方遅く退勤し、ビルからお出ましになった眞子さま。ビル内のコンビニで夕食を買われたのか、左手にビニール袋をぶら下げ、右手にはカバン。小雨そぼ降るなか傘もささず、力のない足取りで車へと向かわれた。
2カ月ほど前、やはりコンビニで買い物をされる佳子さまを本誌は目撃している。革ジャケットにヒョウ柄のパンプスという“肉食系”ファッションだった。
はつらつとされていた佳子さまに対し、この日の眞子さまはボーダーのニットに茶色のコートという地味な服装。マスクから垣間見えるご表情にも憔悴の影があった。
「ご両親が海外へ出発される前夜ですから、本来ならご家族おそろいで食事を召し上がるはずです。しかしご両親の勧告を断固拒否されている眞子さまはご自分の部屋で、コンビニで買われたご夕食を召し上がったのでしょう」(皇室ジャーナリスト)
秋篠宮さまは’19年5月、皇太子さまの即位に伴い皇嗣となられる。さらには眞子さまにとっても、来年は大きな転機になるはずだと語るのは宮内庁関係者。
「眞子さまは’16年9月に国際基督教大学(ICU)の博士後期課程に入学されました。修了されるのは’19年8月の見込みです。博士号を取得されれば、研究者としてさらなるステップアップを目指されるでしょう。当然、海外の大学や研究機関も視野に入ってきます。現在の勤務先も眞子さまご自身が公募のポストに応募し、採用されたものです。日本では孤立無援となった眞子さまは、秋篠宮ご夫妻には相談せずに海外行きを模索されている可能性もあります」
小室さんは、イギリス留学中の眞子さまに会いに行ったこともあったという。
「今度は眞子さまが、小室さんのいるアメリカへ――。LINEでメッセージやテレビ電話のやり取りを続けるおふたりは、そんなことも相談しているのかもしれません」(前出・宮内庁関係者)
お代替わりとなる’19年は、波乱の予感に満ちている――。