「2カ月後に死のうと…」親ガチャ苦悩の女性がそれでも生きる理由
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■母の彼氏と突然の同居、母のリストカット

 

また「『お父さんにそっくり』っていつも言うんです。母としては嫌味なのでしょうが、私は父のことが好きなので苦しかった」と話すJさん。そして、中学生になると“新たな同居人”が現れた。

 

「母に新しい彼氏ができて、いつの間にか一緒に住むようになりました。母からは何の説明もなし。思春期に知らない男性が家にいるのは本当に苦痛で、しかもその人、家事を全然しないんです。ご飯を食べたらそのまんまで、寝転がってテレビを観ていました。だから私が食器を片付けて洗って。自分の家だけど、人の家みたいな居心地の悪さがありました」

 

のちに母は恋人と別れることとなり、再び2人暮らしに。そこで事件が起こる。Jさんの目の前で、母がリストカットをしたのだ。

 

「私は小学生の頃からリストカットをしていたのですが、中2のときに母にそれがバレたんです。すると母は『あなたが切るなら私も切る!』と言って、目の前でバッサリ……。切る意味がわからないんですけど(笑)。

 

母は傷が治るとケロっとして、普通に社会生活を送っていました。でも、私はその光景がトラウマになって、高校生になってもフラッシュバックに悩まされていました」

 

Jさんは高校を卒業したあと、就職に失敗。そして、フリーターになった。経済的な苦しさから母と同居していたが、Jさんの帰りが遅いと母は彼女の携帯に『今から死にます』といった留守電を残して、追い詰めたという。そうした行為に耐えられなくなり、22歳で家を出ることに。しかし、逃れられなかった。

 

「母が夢に出てくるんです。飛び起きたら、汗びしょびしょで心臓もバクバク。涙も止まらなくなったり。それでメンタルクリニックに行ったら、『あなたの性格の問題じゃないですか?』って言われて……。傷つくのが嫌なので、それ以来行っていません。自分の心がおかしいのに、どうしたらいいのかわからない。ずっと泣いている時期もありました」

 

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出典元:

WEB女性自身

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