コネで強制入学、日常的なDV…親ガチャから解放されないと語る30歳女性の苦悩
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■コネで中学へ。しかし、不登校に

 

家事やDVに苦しむいっぽうで、勉強にも精を出していた。実は名門中学校に入学するべく、小学校に入学した直後から塾通いを始めていたのだ。

 

「塾のクラスではたびたび1位を取っていました。当時は勉強ができたほうだと思います」というYさん。しかし、中学受験の直前に異変が起こった。

 

「あれほど勉強にうるさかった父が、急に『塾に通わなくていい』と言ったんです。それで、なぜか中高一貫の別の名門校に通うことになりました。しかも受験することなく、入学金も免除。『変だな』と思っていたら、父と職業上ゆかりのある人物とそこの学長が“親密な関係にある”と知って……」

 

Yさんは「コネだ」と勘づいた。

 

「父はもともと権力への憧れがあったんです。だから地位の高い人にいい顔をしたり、学長と深くつながったりしたかったんだと思います。でも入学したのは間違いでした。学校は都市部にあるいっぽう、私は東京の田舎出身。電車で片道1時間なので、通学がとにかくキツかった。それにクラスにはお金持ちの子ばかり。生活水準が違うので、話が合わなかったんです」

 

さらに中学校に入学してすぐに、頼りにしていた祖父が亡くなった。

 

「母も父も頼れないなか、唯一の心の拠り所でした。家が近かったので、夕食を作ってくれることもありました。実家で感じる不安も相談できましたし、今思えば、祖父が“ライフライン”だったんですよね。

 

でも、そんな祖父が亡くなったことで、学校生活も辛い。中学に入ってから、私の心はグチャグチャになっていきました」

 

そしてYさんは不登校となり、“引きこもり“となった。

 

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出典元:

WEB女性自身

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