マック、びくドンで相次ぐポテト不足…ロッテリアも「予断が許されない状況」
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■「予断が許されない状況」

 

ロッテリア公式サイトによれば、「フレンチフライポテト」は、「アメリカ産ラセット種のじゃがいもを主に使用」と表記されている。輸入による調達が伺えることから、マクドナルドなどのように販売休止になる可能性はあるのだろうか? 現在の状況をロッテリア広報に話を伺った。

 

ーー今後、「フレンチフライポテト」の販売において、サイズ制限や休止といった予定や可能性はありますか?

 

「現状、お客様に提供できる供給量についてはいまのところ確保しておりますが、コロナ禍の影響による世界的なコンテナ不足に加え、工場の安定的稼働、運送の物流網の安定的確保、港湾閉鎖の回避等、不安定な状況がつづいているため、今後も予断が許されない状況に変わりはありません」

 

ーー供給不足を避けるため、どのような対策をとっていますか?

 

「過度な訴求や販促をさけるなど、ご利用いただくお客様への通常提供に影響がないよう心掛けています」

 

ーーマクドナルドが販売制限を行なったことで、御社に変化はありましたか?

 

「お客様に提供できる供給量についてはいまのところ確保しておりますが他社さま同様に予断が許されない中、弊社でも極度な販促や訴求・告知は控えているため、目を見張るような影響はございません」

 

ーー「フレンチフライポテト」は公式サイトでは、「アメリカ産ラセット種のじゃがいもを主に使用」と記されていますが、どのようなルートで輸入されているのでしょうか?

 

「フレンチフライポテトを取り扱う企業を通じて、アメリカ産ラセット種のじゃがいもを使用した冷凍のフレンチフライポテトをアメリカから海運で輸入しています」

 

ーー今後、供給不足の可能性が出てきた場合は、国産じゃがいもの使用も検討されていますか?

 

「市場ニーズや環境を踏まえたうえでお応えする選択肢もありますが、まずは現行の供給体制に注力していきたいと考えています」

 

ファーストフード店でも人気の高いメニューのポテト。目には見えない企業努力があってこそ、継続的な商品提供がなされている。

出典元:

WEB女性自身

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