昨年11月に道路交通法違反の罪で在宅起訴された元東京都議会議員の木下富美子被告(55)。その初公判が1月25日、東京地方裁判所で開かれた。
「昨年7月の都議会議員選挙期間中に無免許運転で人身事故を起こしたことが、再選後に発覚しました。さらに他にも、6回にわたって無免許運転をしていたことが明るみに。ですが木下被告は事故後、メディアの取材に『免停期間が終わる日を勘違いしていた。それまでは一切運転していない』と語っていたのです」(全国紙記者)
NHKによれば木下被告は起訴内容を認めた一方で、無免許運転を繰り返した理由を「選挙のプレッシャーでまともな判断ができなかった」と涙ながらに説明したという。
また朝日新聞によれば、検察側は木下被告が’17年から’21年の間に交通違反を12回繰り返し、過去に4回の免停処分を受けていたことを指摘。その上で「極めて悪質で法令順守の意識が欠落している」とし、懲役10カ月を求刑したという。判決は2月15日に言い渡される予定だ。
そんな木下被告は、検察側からの「車に乗る必要があるのに交通違反を重ねたのはなぜか」という質問に対して、次のように答えたというのだ。
「おっしゃるほどたくさんでしょうか。でもやはり私が認識せず乗り始めたのがいけなかった。1回でも違反すれば罰金がつく認識がありましたが、免許停止につながるところまで理解せず安易にやってしまいました」
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