■岸田首相は「丁寧に説明することが大事」というが…
次々と明るみになる政権与党である自民党議員と、統一教会の“親密な関係”。世論の間で政治への不信感が高まるなか、立憲民主党や共産党は“統一教会と政治家の関係性”を追及するための対策本部やチームを立ち上げることに。また、日本維新の会は統一教会と関係のある議員を党内で調査。そして先月30日、13人に接点があったと報告している。
そんななか同月31日、自民党の総裁でもある岸田文雄首相(65)は初めて“統一教会と政治家の問題”についてこうコメントした。
「社会的に問題になっている団体との関係については、政治家の立場からそれぞれ丁寧に説明をしていくことは大事だと思っています。それぞれ、様々な説明を行っているようですが、国民の皆さんの関心も高いわけですので、丁寧な説明を行っていくことは大事であると思います」
自民党議員と統一教会の関係が、国民の間で大きな関心ごととなっているにもかかわらず、「丁寧に説明することが大事」と語るに留めた岸田首相。ネットでは、呆れ声がこう上がっている。
《えーっ!!!それぞれが丁寧な説明!?党総裁として、首相として何も説明しない気ですか?》
《おいおい、自民党の総裁として、総理として先ずあんたが謝るのが先やろ。それに、党として調査すると言わなあかん。一人一人の問題に矮小化したらあかん》
《自民党総裁、この国、日本の総理大臣だぞ なんだ…この他人事の様な無責任極まりない会見》
《すごい他人事なコメントですね。首相の前に、「自民党の総裁」として何もしないに等しい放置な発言とは、、、》
自民党は先月10日の参院選で「決断と実行。日本を守る。未来を創る。」というキャッチフレーズを掲げていたがーー。岸田首相は自民党総裁として、国民の納得がいくような“決断と実行”をすることができるだろうか?