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食料品や電気代などエネルギー価格の高騰に賃上げが追い付かず、人々の生活は苦しくなるばかり。厚生労働省が6日に発表した7月の毎月勤労統計調査によると、1人あたりの賃金は物価変動を考慮すると前年同月比1.3%減少したという。

 

このような物価高をうけ、政府は6日、所得の低い住民税非課税世帯に5万円を給付する方向で調整に入ったと、読売新聞などが報じた。9千億円程度の財源が必要になるとされ、今年度予算の予備費が充てられる見込み。

 

「値上がりが顕著な電気代やガス代、食料品などは誰もが等しく必要なもの。そのため、所得の少ない人々にとって、これらの高騰は特に大きな打撃となります。その助けとなる給付金は、何もないよりはましでしょう。しかし、低所得層にとっても給付金は一時的な助けとしかなりません。

 

7日、東京外国為替市場の円相場は1ドル144円台となり、’98年8月以来、24年ぶりの円安ドル高水準を更新しました。外国から食料や資源を輸入する日本では今後も物価の上昇が続くとみられており、政府には抜本的な対策が求められます」(全国紙記者)

 

その場しのぎにも見える“5万円給付”。この政策の効果に対し、SNS上では懐疑的な声が相次いでいる。

 

《やってるふりの焼け石に水》
《低所得世帯(住民税非課税世帯)だけに一律5万円給付とのこと。マジで意味ない。対策してるアピールかな?》
《1回きり5万円もらってもねえ。そりゃ無いよりマシだよ。でも、政府にはそれだけでやった気になってもらっては困るんだよ。》
《個人的にはめっちゃ一時的と思います。10万円配って景気良くなってないですからね。》

 

さらに、統一教会や安倍元首相の国葬に関する問題で、岸田内閣の支持率は低下傾向にある。TBSが5日に報じたJNNの世論調査の結果では、岸田内閣の支持率は先月から9ポイント以上急落し、去年10月の岸田政権発足後最低の48.1%となったという。

 

このことから、今回の給付金を“人気取り”だと指摘する声も少なくない。実業家の“ホリエモン”こと堀江貴文氏(49)は7日、5万円給付について《またクソな人気取りを、、、》と自身のTwitter上で批判。この投稿に対しても多くの共感が集まっている。

 

《またばら撒き?もうやめてくれ…》
《今支持率下がってるみたいで5万円で人気とり?安倍さんの国葬には何億もつかうのに。》
《てかもう人気低迷なんだから、今更こんなことしても手遅れなのに》

出典元:

WEB女性自身

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