■「これバス会社が謝罪しちゃダメじゃない?」
運転手に路駐していたことを咎められ、「その口の利き方大丈夫か?」などと反論したドライバー。この投稿が波紋を呼ぶなか8日に「J-CASTニュース」が配信した記事の中で、路線バスを運行する関東バスは前述の動画について2日の19時30分ごろ、中野区内にある一方通行での出来事だったと説明。そこは道幅が狭く、近くに電柱もありバスは通れなかったといい、運転手についてこうコメントしたという。
「クラクションは、1回長く鳴らし、計2、3回鳴らしたと聞いています。ドライバーが車内にはいないと思って呼び出そうと鳴らしたということですが、間違っている行動でしたので指導しました。バスが通行できないときは、営業所に無線連絡して、営業所から警察に連絡するよう指導しています」
さらに同社は車のドライバーから営業所に連絡があったため、「謝罪して納得してもらった」とも語ったという。
運転手を指導し、路駐していたドライバーに謝罪したと明かした関東バス。しかし、この対応について、ネット上では運転士を擁護する声が相次いだのだ。さらに「なぜ関東バスが謝るのか」といい、こんな声が上がっている。
《これバス会社が謝罪しちゃダメじゃない??ドライバーはバスが安全に走行できるように配慮しなければならないですし、路駐を止めるように注意したバス運転手は職務を全うしています》
《これはバス会社は謝罪しちゃダメな案件だよ。たしかに、クラクションは危険の予防で鳴らすんだけど、実務上は気付かせる為に鳴らすのは習慣化されているんだから、間違ったクラクションの使い方とも思えない》
《乗務員の対応に問題があったかもしれないがバス会社は謝罪してはいけない。路駐している上に、バスから進路や安全確保の邪魔と判断されたんだから、路駐車は黙って移動すべき》
《バスの運転手さん悪くないよ 関東バスは社員を守ってほしい》