(写真:時事通信) 画像を見る

“迷惑動画”により大きなダメージを受け、全国各地からエールの声が続々と寄せられている大手回転寿司チェーン「スシロー」。企業イメージアップの機運が高まるなか、トラブルを起こしてしまった。

 

1月末から、店内で少年が醤油のボトルや湯飲みをなめまわすといった迷惑行為を行う動画が、SNS上で拡散したスシロー。衛生面の安全性を根本から揺るがすこととなり、SNSでは《スシローに行けない》という声が続出し、株価も一時5%近く下落するなど、大ダメージを負った。

 

被害を受けたスシローを応援するため、芸能人やインフルエンサーを始め、多くの人々が店舗に足を運び、SNS上で報告するなどして、盛り上がりを見せた。こうした支援に対する恩返しとして、スシローは2月13日から2月17日まで店内飲食・お持ち帰り全品10%OFFにするキャンペーンを開催。

 

しかし、このキャンペーンにまさかの“設計ミス”が。16日にスシローを運営する「あきんどスシロー」は、13日~15日間のテイクアウトやインターネットでの注文、レジ周辺の商品を購入した際の会計でキャンペーンの割引が適用されないケースがあったと、発表したのだ。システムの不具合が原因で、割引が適用されなかった客に対しては返金対応をとるとし、今回の件については「ご迷惑をおかけし、深くおわび」するとコメントしている。

 

迷惑動画の“被害者”から一転して、トラブルを起こす側となってしまったスシロー。実はこういった問題は今回が初めてではない。

 

「’21年9月、スシローはテレビCMで“濃厚うに包み”などの商品を宣伝していましたが、発売開始からわずか5日後に一部で発売中止に。しかし、在庫確保のめどが立たない間も広告を続け、多くのお客さんがスシローにウニを目当てに訪れたものの食べることができませんでした。『CMをみてウニを楽しみに店に訪れたのに食べられなかった』という苦情がSNS上で多数あがったことから、消費者庁と公正取引委員会が調査を行い景品表示法違反が発覚し、’22年の6月には再発防止の措置命令をスシローが受けました。

 

また’22年の7月に開催された『何杯飲んでも生ビールジョッキ半額』キャンペーンの際にも、一部の店舗でキャンペーンが始まる前から開催日が明示されていない告知物が掲示されており、半額だと誤解してビールを購入する人が相次ぎました。これに対してスシローは“大変なご迷惑をおかけしました”とお詫びしています。このようにスシローは、これまで2度にわたって消費者に対しての不誠実な対応でトラブルを起こしているのです」(社会部記者)

 

今回の件だけでなく、「おとり広告」「ビール半額」で、たびたび消費者の信頼を裏切るスシロー。SNS上では批判の声があがった。

 

《スシローって今回の割引のミスしろおとり広告にしろ管理が杜撰なのが垣間見えるの気になるんだよな。ぺろぺろされてるのは可哀想だとは思うけど、あんまりいい会社だとは思えないわ。》
《そういえば #スシロー 自体も詐欺まがいのことしてたりいろいろ問題ある店だよね》
《偽装広告から会社の体質は変わってないか。。ミスおおいなあ》

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: