NHK党のガーシーこと東谷義和参議院議員(51)のインスタライブでの発言が物議を醸している。
ガーシー議員は’22年に7月の参院選で当選を果たしたものの、アラブ首長国連邦のドバイに滞在し続け、これまで一度も国会に登院していない。
この異例の事態に対し、2月22日の参議院本会議で、“議場での陳謝”を科す懲罰が決定。ガーシー議員が陳謝する本会議は3月8日に予定されており、実施されなかった場合、参院懲罰委員会は“除名”を検討する意向だという。
「ガーシー議員には給与に当たる月額歳費、“第2の給与”と呼ばれる調査研究広報滞在費、ボーナスに相当する期末手当を合計して、今年2月までで1833万7590円が支給されています。これに『税金泥棒』と批判の声が。
ガーシー議員の事例を踏まえて日本維新の会と立憲民主党が3月2日に、長期間正当な理由がなく国会に登院せず懲罰処分となった議員の歳費を4割減額する法案を提出するなど、ガーシー議員を処分しようとする動きが増しています」(全国紙記者)
そんななかガーシー議員が3月5日に自身のインスタグラムでライブ配信を実施。3月8日の本会議出席については、飛行機のチケットはとってあるものの「ギリギリまで考えます」と、明かしていた。
さらに歳費を受け取ることへの批判に関して、「歳費は返すつもりで、これで税金泥棒と言われる筋合いはない。(当選した7月からの歳費)1800万円は手につけません」と発言。
「法律上、歳費を返納することはできないため」とNHK党に預けるといい「国民のために使ってくださいと言った。少なくともトルコの被災地には1500万円くらいは寄付してください」とNHK党の立花孝志党首(55)に伝えたという。
歳費約1800万円を受け取らない発言にSNS上では、《さすがだよ ガーシーは筋通っている》《マジか。見直した!》と、好意的な意見がみられる一方で、《すまん 単なるパフォーマンスにしか見えん》《仕事しないでもらった税金からなる金をまるで善人のような顔で寄付って、、、。》と、批判的な意見も。
一挙手一投足に注目が集まるガーシー議員。3月8日の初登院は実現するのか――。