■“ペロペロ少年”の母親が語っていた反省の言葉「悪いのは私たちなので」
さかのぼること3月下旬、少年の母親は本誌の直撃に「まだ、すごく反省しております」と少年の様子を語っていた。ネット上では少年に対する過剰な批判を諫める声も少なくなく、そのことについて見解を聞いてみると、「悪いのは私たちなので。それはもう悪いことをした結果なので、それは仕方ないことだと思っています」を申し訳なさそうにしていた。
一方、直撃に応じてくれた母親についても、近隣住民は本誌記者にこう明かしていた。
「お母さんはものすごくきれいな人だったんですが、それがこのひと月ほどで、げっそり痩せてしまって……。顔色も悪いし、やつれて別人のようになってしまって。もう憔悴してきってるのよ」
莫大な損害賠償請求は、憔悴する家族にさらなる追い打ちをかけることになりそうだ。
「気持ちの面では『反省している』とはいえ、全額支払いを命じられる判決が出る可能性は少ないかもしれませんが、損害賠償義務が発生すれば支払い責任を免れることはできないでしょう。仮に自己破産をしたとしても支払い義務が残る可能性は十分にあり、少年とその家族は先の長い人生において何年もかけて返済していかなければならないのです。しかも返済のために働くとしても、雇用してくれる企業を見つけるのも苦労することが予想されます。少年が未成年であれば両親が代わって責任を負うことになるでしょうし、心労を抱えた生活が続くのではないでしょうか」(全国紙記者)
あまりにも大きすぎた迷惑動画の代償。裁判の行方は果たしてーー。
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