危ないと批判が相次いだ“ポーズ”(拡散されたツイート画像) 画像を見る

《「令和5年度 #阪神基地隊 サマーフェスタ」まであと2日となりました♪》

 

6月15日、こうTwitterに投稿したのは神戸市東灘区にある海上自衛隊・阪神基地隊の公式アカウント。17日に開催されるイベントの来場者に向けて注意事項をアナウンスしたが、添付された自衛官たちの集合写真が「危ない」と波紋を呼んでいる。

 

写真には係留中の艦艇をバックにポーズを決める自衛官たちの姿が収められていたが、その内の1人が艦艇を固定するロープが引っ掛けられた「係船柱」に右足を乗せていた。

 

そのため、《縄切れたら身体持っていかれますよw》《足なくなるぞ!》と批判の声が上がる事態に。一方、係船柱をめぐっては、海上自衛隊・舞鶴地方総監部の公式アカウントが4月30日に次のような注意喚起のツイートをしていた。

 

《足を乗せたくなる、座りたくなる、触りたくなりますが、危険ですので近づかないようお願いします》

 

このツイートを持ち出して指摘するユーザーもおり、批判の声を受けて阪神基地隊は冒頭のツイートを削除。翌16日早朝に、《おはようございます。昨日の投稿に、不適切な部分がございましたので削除いたしました。たくさんのコメント、誠にありがとうございました》と謝罪したのだった。

 

続くツイートでは改めて来場に際しての注意事項の画像が投稿されたが、係船柱の危険性について注意を促すような記述はなかった。

 

係船柱をめぐっては最近でもSNS上で物議を醸した出来事があり、近づくのは相当危険だという。

 

「今年の5月中旬に、係留中の船舶につなげられたロープに男性がぶら下がって綱渡りをする様子を収めた動画がTikTokに投稿されました。Twitterに転載されると瞬く間に拡散し、『危ない』と批判の声が相次いだのです。過去には係船柱に足を乗せて撮影していた俳優もいたため、記念撮影スポットのイメージを持つ人もいるかもしれません。

 

しかし、張力がかかっているロープが破断すると、反動でゴムのように跳ね返ってくる危険性があります。人体に直撃してしまうと手足がちぎれたり、即死したりするほどの威力があり、近年でもロープの破断による船員の死亡事故が報告されています。一般人向けのイベントを開催するのであれば、マネする人が出てこないように配慮が必要でしょう」(全国紙記者)

 

取り返しのつかない事故を避けるためにも、係船柱には近づかないようにしよう。

出典元:

WEB女性自身

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