■「天国で大好なアップルジュースをいっぱい飲んで」
コロナ前といえば、2019年ごろ。修くんはまだ3歳前後だった。このときの沙喜容疑者について、男性はこう振り返る。
「お母さん(沙喜容疑者)は、すごく子どもが好きでした。すごく修くんをかわいがっていて、修くんの機嫌がよくなるまでずっと抱っこしてあげるような方だったんです。なので、『優しいお母さんなんだな』という印象です。
それだけでなく他の園児にも話しかけてあげたり、ぐずっている子がいたら抱っこしてあやしてあげたりもしていました。自主的に保育園にやってきては、保育園の作業を手伝うボランティアのようなこともされていました。
保育園の先生とも仲良くされていましたし、他のお母さんともママ友同士で一緒に話しながら保育園の送迎をされていました。
だから、報道を見て『あのお母さんがそんなことをやれるはずがない。まさか、嘘だろ』と思ってしまいました。あまりにも、知っている姿とのギャップが大きすぎて。本当なのかと信じられないんです」
最後に男性は、お供えとしてアップルジュースを持ってきた理由をこう語った。
「修くん、このジュースが大好きだったんです。保育園でおやつの時間で出てくると、誰よりも先に手を伸ばして飲み干していました。機嫌が悪くなったときでも、あげるとすぐ笑顔になってね……。だから天国に行っても、大好なアップルジュースをいっぱい飲んでほしいなと思います」
評判の「優しいお母さん」が豹変してしまうまでに、いったい何があったのだろうか。一家の闇は深い。
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