3月21日、ホリエモンこと堀江貴文氏(51)がYouTubeを更新。ドジャース・大谷翔平(29)の通訳・水原一平氏(39)をめぐる問題について、私見を述べた。
違法なスポーツ賭博に関与しその負債を返済するために大谷の資金を使ったとの報道がなされ、ドジャースを解雇された水原氏。このことについて堀江氏は、「まず、違法なギャンブル業者で賭博をやること自体が違法になる可能性が非常に高い」とし、「水原一平さんがそれをやってたこと。これは完全に有罪になる可能性が非常に高いでしょう。下手すると刑務所送りになってしまう可能性もあるでしょう、金額が結構大きいのでね」と切り出した。
また、「想像でしかない」と前置きしたうえで、「水原一平さんのギャンブルでの借金を肩代わりすることに、大谷さんは同意をしていた可能性が高い」とも語った堀江氏。「そうなると大谷さんが違法な業者に対してお金を渡したということになるので、マネー・ロンダリングとかさまざまな何らかの法律に触れる可能性は結構ある」「少なくともドジャースの弁護士、大谷さんの代理人からするとですね。『これはヤバイ』ということで『私は知らない。お金を横領されて勝手にあいつが支払ったんだ』みたいな形にせざるを得なかった可能性も結構あるなと思います」と推測した。
大谷が違法なギャンブルをしたという証拠はなく、借金も大谷自身のものではないということを踏まえつつも、「肩代わりしたとしてもお金の送金に関わってしまっているということは非常に問題ですし、球団側におそらく報告せずに内密に済ませようとしたということも非常に問題になってくる可能性がある」「アメリカではすでにスキャンダルの状態で、かなりセンセーショナルに報じられている可能性が非常にある」と語った堀江氏。さらには、「もしかしたら本当に選手生命の危機になってしまう可能性も出てきている」とも指摘。
「本人(大谷)が悪いことをやっていると思っていないから非常に残念な話でもあるし、そういう人を身内に起用してしまった脇の甘さもあると思います」とも述べた堀江氏。「なかなか気づかないもんだし、安心してしまうもんだと思いますけれども、これを機に人をあんまり信用しすぎないということを覚えることも大事なのかな」とアドバイスを送ったが、「最悪の場合、卒業(退団)されてしまう可能性もゼロではない」と、改めて大谷の窮地を説明した。
大谷自身が起こしたトラブルではないとはいえ、“選手生命の危機”とまで指摘される今回の問題。果たして、大谷の命運はーー。