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教育出版は6月20日、違法賭博によってドジャース・大谷翔平選手(29)の専属通訳を解雇された水原一平被告(39)に関する内容を掲載した英語教科書の差し替えを行ったことを発表した。

 

同社のホームページによると、差し替えが行われたのは令和7年度版中学校英語教科書『ONE WORLD English Course 3』で、「本年3月以降の報道を受け、箇所の差し替えが必要と判断」したという。ホームページでは差し替え部分のPDFも公開されている。

 

水原被告は「People Who Support Success(成功を支える人々)」という章で、大谷選手を仕事とプライベートの両面でサポートした通訳として、計3か所で写真とともに紹介されていた。

 

差し替え版では章はそのままに、22年のカタール大会まで5大会連続でワールドカップのサッカー日本代表の専属シェフを務めた西芳照さん(62)が掲載された。西さんは豊富な料理人経験や栄養学の知識を生かし、選手たちが最大限のパフォーマンスを発揮できる献立を作ってきた人物。過去には、本誌の取材にこう明かしている。

 

《試合前の食事にはルーティンがあって。3日前の夕食が銀ダラの西京焼き、2日前がハンバーグで、前日夜は、うなぎの蒲焼き。これはカタール大会でも同様でした。初戦となったドイツ戦のときも、グループステージ突破を決めたスペイン戦のときも、前の晩のメインおかずは、うなぎでした(中略)

 

カーボローディングと言いますが、試合中にエネルギー不足を起こさないように、炭水化物をしっかり取って、筋肉と肝臓にグリコーゲンをため込んでもらおうという狙いです。そのためのおかずが、うなぎの蒲焼きなんです》

 

カタール大会の際には、日本サッカー協会の公式YouTubeで選手たちの試合以外での様子が紹介され、西さんもたびたび登場。日本代表を裏で支える“キーマン”として紹介されていた。そのため、サッカーファンからも知名度が高く、この“代役”起用にネット上では納得の声が相次いでいる。

 

《西シェフ、差し替えや代替でなくても立派な功績の人ですね! 次のオリンピックではなでしこジャパンの専属シェフとして帯同するそうです! まだまだご活躍は続いて行く西シェフ、なでしこの活躍によってはこの掲載も維持できます。文科省はベストマッチな方を選ばれたと思います!》
《そもそも、西さんの方が内容的にいいと思う》
《西シェフこそ「成功を支える人々」というテーマに相応しい人物だと思います。表舞台に出るわけではないので決して派手ではありませんが、アスリートにとって食事はパフォーマンスの出来を大きく左右するものですしね》

出典元:

WEB女性自身

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