■小池批判は“勘違い”も謝罪はナシ、投稿をしれっと削除……
他政党からも批判を集めているが、ダンマリを貫く蓮舫氏。だが「R」シール以外のことには、素早い反応を見せていた。
駐日イスラエル大使のギラッド・コーヘン氏が9日、今回の都知事選で3選を果たした小池氏とのツーショット写真を投稿し、《Best wishes for your new term!(あなたの新しい任期におけるご多幸を祈っています!)》と小池氏の当選を祝っていた。
だがこの投稿は緊迫するイスラエル情勢を受け、一部で物議を醸すことに。蓮舫氏もコーヘン氏の投稿を引用し、《敗者ですが言わせてください。当選直後にこの外交は私の考えではあり得ません。都民の一人としても、とても残念です》と批判したのだった。
ところがコーヘン氏が投稿した小池氏とのツーショット写真は、’22年4月に撮影されたものだと後に判明。この事実を指摘する投稿に対して、蓮舫氏は10日午前に《それならばこそ、きちんと抗議撤回を要請して欲しいです》と主張していた。
さらに数時間後には、東京都の公式アカウントが《駐日イスラエル大使は、2022年4月に着任挨拶のため東京都庁に来られました。ご参考までに》と投稿。蓮舫氏の“勘違い”が明らかになった形だが、蓮舫氏は謝罪することなく、一連の投稿を削除したのだった。
そんな蓮舫氏といえば、’19年11月に山口県議らが「桜を見る会」に参加したことを綴ったブログを相次いで削除していると報じたニュースを引用し、《削除。無かったことにはなりません》と断じていたが……。
「都知事選に落選した蓮舫さんは、Xで《私に足りなかったものを猛省し、足らざるものをこれから勉強していきたいと思います》と綴っていました。ですが『R』シールをめぐる世論には耳を傾けず、ライバルの小池氏には敵意を剥き出しにしているようでは、イメージダウンも免れないでしょう。
たとえシールに関与していないとしても、シールを貼った人たちに向けて除去するよう呼びかけることで、世論の評価もまた違ったものになるのではないでしょうか。また小池氏への批判が誤りだと気づいたのなら、お詫びのひと言くらいあっても良いと思います。他人には厳しく、自分には甘いと見られても仕方がないでしょう」(前出・社会部記者)
都知事選が終わるや否や、自らの評価を下げるようなふるまいを続ける蓮舫氏。SNSやネット上では、あ然とする声が広がっている。
《蓮舫さんは落選した後の言動に品格がないな》
《蓮舫が嫌われる理由の一つ。他人には厳しく自分には甘いところ》
《蓮舫さんは政治家というよりも批判家という認識。そして批判家にあるあるだけど、自分に非があるときはダンマリを決め込む》
《「R」シールの件も含めて、なぜこうまで直情的な発言ばかりが目立ちます。これこそが彼女の限界なんでしょうね》
《蓮舫さん逆にすごいよ。選挙終わってまだ3日くらいで、 聞く力も包括力も無いことがわかり、 批判的なイメージを払拭できなったと言いつつ、さっそく小池さんの批判、 「削除。無かったことなりません」と過去に発言してたのに自分はポストを削除… すごい》