「自民党が変わることを示すもっともわかりやすい最初の一歩は、私が身を引くことだ」
8月14日、岸田文雄首相(67)が立候補しない意向を示したことで、9月27日に行われる自民党総裁選は候補者が乱立する事態となった。政治アナリストの伊藤惇夫さんが語る。
「世論調査を見てわかるように、岸田さんは不人気でした。現職総理大臣が総裁選で負けるのは屈辱なので、晩節を汚すことなく身を引いたほうがいいと判断し、不戦敗を選択したのでしょう」
表向き派閥が解消され、総裁選の行方は混沌としているが、政治記者はこう語る。
「議員にとっての一番の関心事は、次の選挙で勝つこと。総裁選では、政策うんぬんや日本の未来より、勝てる顔を選ぶことになります」
そこで、本誌は総裁選への立候補した9人の評判を集めた。すると意外な“裏の顔”が――。
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