「コバホークは“友達“が少ない」「河野太郎はすぐ役人に怒鳴る」自民党スタッフらが明かす総裁候補の“裏の顔”
画像を見る 自衛隊の降下訓練をうける防衛大臣時代の河野氏(写真:時事通信)

 

■「飲みに行きたくない」「人にも厳しすぎる」

 

9月15日に公表された朝日新聞や日経新聞などの世論調査で、次期総裁にもっともふさわしいと選ばれたのは石破茂議員。

 

「国民からの人気は高いですが、自民党内では不人気。仲間内で会合を開くとき、酒席なのに政策の話ばかりするため、飲みに行くのを嫌がる人が多い」(政治記者)

 

「一言で言えば、ケチ。飲みに行っても安い店ばかりと聞きます。しかも、話が回りくどく、理屈っぽい」(自民党スタッフ)

 

政治評論家の有馬晴海さんが補足する。

 

「『メシを食ったこともない人に票なんか入れられない』というある議員のぼやきを伝えると、石破さんは『それならオレに入れなくていい』と憤慨。石破さんの座右の銘である鷙鳥不群(しちょうふぐん・鷲のような強い鳥は群れない)を改められるかが、勝負を左右するでしょう」

 

マイナ保険証を強引に推進する河野太郎議員はどうか。

 

「やたらと他人の発言をデマ扱いするから“デマ太郎”などと揶揄されています。自分に厳しい一方、他人にも厳しく、すぐに役人に怒鳴り散らす。スケジュールに細かく、『はやく、はやく』とせっつく。リーダーシップといえば聞こえがいいですが、独善的という声も」(有馬さん)

 

父親である河野洋平氏から厳格に育てられた影響から、他人にも厳しさを求めるという分析もあった。

 

“初女性首相”へ名乗りを上げている議員のなかで一歩リードするのが、高市早苗議員だ。

 

「前回の総裁選で推薦人となったある議員は『負けた後でも慰労会をおこない、ご苦労さんの一言があってもいいものですが、それすらない』とこぼしていたそう。人心掌握術に問題あり」(政治記者)

 

前回の総裁選では安倍晋三元首相の支援もうけて飛躍をはたしたが、安倍元首相が亡くなった今、国会議員票が厳しいという声も。

 

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