「コバホークは“友達“が少ない」「河野太郎はすぐ役人に怒鳴る」自民党スタッフらが明かす総裁候補の“裏の顔”
画像を見る 自衛隊の降下訓練をうける防衛大臣時代の河野氏(写真:時事通信)

 

■政治発信力より音楽の腕のほうが高い

 

もうひとりの女性総理候補が上川陽子議員だ。東大→ハーバード大と学歴は屈指だが、党内人気はいまいち。

 

「優秀ですが官僚からは悪評も。少しでもわからない部分があると説明を求めてくるので、委員会の答弁や資料作りのための拘束時間が長くなるそうです」(政治記者)

 

コロナ禍のときに厚生労働大臣を務めた加藤勝信議員は、「当時の総理だった菅(義偉)さんによく怒られ、しょんぼりしていたと聞きます」(自民党スタッフ)」。

 

農林水産大臣などを歴任した加藤六月氏の家に婿入りした加藤氏。もともと長女と婚約していたが婚約破棄となり、次女と結婚したという話もある。見た目は穏やかだが、「内に秘めた野心が強く、そのために周囲とのあつれきを生むことも多い」(政治記者)という評価もあった。

 

林芳正議員は、議員で組んだバンド「Gi!nz(ギインズ)」でギターを担当し、CDもリリース。なじみやすさを売りにしたいが、参議院から衆議院に鞍替えしたばかりで時期尚早という声も。

 

「政策通ですが、政治家としての発信力がない。音楽活動ほどの発信力があれば……」(有馬さん)

 

最後は、幹事長の茂木敏充議員。

 

「上のものにはゴマをするけど、下のものを見下すタイプ。朝は苦手で機嫌が悪い。官僚の間では“茂木マニュアル”なるものがあり、水はエビアン、訪問先では必ず喫煙所を用意するなど、細かい指示もあるそうです」(政治記者)

 

また、政界入りの際に日本新党から出馬し、「生粋の自民党」ではないという声や、若手議員の話も上から一蹴することもあり、同僚からの評判は悪いという話も。

 

実質的に次期総理を決める自民党総裁選。はたして、誰が選ばれるか。

 

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