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実業家のホリエモンこと堀江貴文氏(52)が11月30日、YouTubeチャンネル「政治研究家たかしのディスレシピ」にゲスト出演。10年前に炎上した自身の発言について言及した。

 

堀江氏は14年に自身のYouTubeチャンネルで、「コロンビアに寿司店を出したい」という視聴者からの相談に答え、「寿司職人になるには10年くらい修行が必要だと言われてきたけれど、それは職人が商売敵を増やしたくなくてわざと弟子に教えないから。最近は半年くらいでプロを育成する専門学校もできている」と語った。

 

この発言を取り上げて “飯炊き3年握り8年”の重要性を指摘するブログが出てくると、堀江氏はXでその記事を引用する形で《今時、イケてる寿司屋はそんな悠長な修行しねーよ。センスの方が大事》と主張。

 

フォロワーから《ご飯を炊く時の水分調節やシャリを握るのはそう簡単に会得できるものではない》と意見されると、《そんな事覚えんのに何年もかかる奴が馬鹿って事だよボケ》と反論した。

 

堀江氏が唱えたこの“修行不要論”は大きく取り上げられ、当時ネットでは《ホリエモンのほうが正論》《職人バカにしてるのかこいつ》などと、賛否が真っ二つに割れていた。

 

今回の動画で堀江氏は、「僕は別に職人さんを馬鹿にしているわけでもなんでもなくて。『寿司職人の修行なんか10年やるのはバカだ!』って話をしたのが炎上したじゃないですか」と自らこの話題を切り出した。

 

続けて、「だけど、あの言葉を聞いて動いた人たちっていっぱいいて。あのあたりから寿司アカデミーが大人気で。3カ月で寿司職人になってるヤツがどんどん出てきてるんですよ」と改めて主張。

 

そのうえで、昔は「中卒で実家金なくて、貧乏で頭も悪くて、運動もできなくて顔もあんまりよくない」人が寿司職人をやっていて、「何の取り柄もない人のセーフティーネットの一つだった」と分析。「そういうやつらがやるんで、最初2年は皿洗いだし、玉子焼きは3年目からしか作れないし、10年やらないとまともな仕事はできないぞってなるわけです」と持論を展開した。

 

そして今は「頭のいい聡明なやつが20代とかで寿司屋を出して、大儲けする」時代だと述べ、「閉じた職人の世界だったんですよ。僕が本当のことを言っちゃったから、怒る人がいっぱいいた」と苦笑したのだった。

 

10年前から変化のあった寿司業界の現状を踏まえて、当時の主張を改めて補強した堀江氏。寿司職人の修行が3カ月で十分なのか、それとも10年必要なのかの議論が再燃しそうだ。

 

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出典元:

WEB女性自身

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