■「教育と指導で終わりですか?」有名ジャーナリストが神谷氏の謝罪を問題視
初鹿野氏を直接注意していたという神谷氏。しかし、政治部記者は首を傾げる。
「『誤りを指摘し注意した』と言いますが、それがいつのことなのかわかりませんし、これでは後からいくらでも言えてしまいます。現に初鹿野氏の投稿は今回問題となるまで削除されずに残ったままでした。
初鹿野氏は57万以上もの票数を獲得し、当選を果たしました。その中には歳費返納を支持して投票した人もいたことでしょう。にも関わらず、注意だけで終わらすのは不誠実だと感じる人も多いようです」
実際、Xでは《注意だけでは不十分だ》という声が相次いでいる。
《代表が謝って済む問題ではないと思います。参議院なので任期が6年間もあります。有権者を騙して当選したような見方も十分出来るので、議員辞職など懲罰が必要だと思いますが?》
《何を言い訳しようがこの人の歳費返納すると言う公約で参政党に票を投じたであろう有権者を騙したことには変わりない。代表が党としてここまで言うなら指導、注意じゃなく議員辞職させるのが筋》
《日頃からサムライだの武士の心だの、先日も高い倫理観を持ってだの言ってたんだ、教育と指導します、なんてことだけで、まさか終わりにできるなんて考えてないよな?》
そんななか、神谷氏の対応に不満を感じるジャーナリストが。それは、江川紹子氏(67)だ。オウム真理教の取材により「菊池寛賞」を受賞するなど、ジャーナリズムの第一線で活躍する江川氏。19日、神谷氏の謝罪投稿を引用するとこう苦言を呈した。
《なんの処分もなく、教育と指導で終わりですか?》
党の代表まで巻き込んでしまった初鹿野氏の“歳費返納撤回”問題。神谷氏は19日のXの投稿で改めて《勝手な解釈をしたことを猛省すべきです》と怒りをあらわにしたが、この先初鹿野氏になんらかの処分を下すことはあるのだろうか。
画像ページ >【写真あり】神谷代表の謝罪文を問題視したジャーナリスト(他1枚)
