元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏(68)が1月29日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、衆院選(2月8日投開票)を前に出馬の誘いがあったことを打ち明けて反響を呼んでいる。
東国原氏は動画内で、立憲民主党を離党し「減税日本・ゆうこく連合」を立ち上げた原口一博元総務相(66)について言及。「知事をさせていただいた時、民主党政権だったんですけど、民主党政権の総務大臣をされていたんです。その時からの付き合いで」と、2人の友好関係について明かした。
1月24日、原口氏と河村たかし前名古屋市長(77)は、国会内で記者会見を行い、新党「減税日本・ゆうこく連合」を結成すると発表。原口氏は衆議院選を前に公明党と「中道改革連合」を結党することになった立憲民主党への不信感から離党を決断したという。
動画内で東国原氏は、同件について触れながら「新党を立ち上げるのに、実を言うとお誘いを受けました」と減税日本・ゆうこく連合からの出馬要請があったことを告白。
「お誘いを数カ所から今回(受けていました)。…すみません、ありがとうございます。ありがたいことなんですが、数カ所からお誘いいただきました。その一つが原口さんでありました」と続けたが、同氏は「私は国政じゃなく…国政は視野に入っていないので、丁重にお断りをさせていただいた」と、複数の党から要請があったものの、それらを全て断ったと明かした。
全国紙政治部記者が語る。
「たけし軍団の一員として、『そのまんま東』の芸名でお笑いタレントとして活動していた東国原さんですが、’06年に政治家に転向。’07年の宮崎県知事選挙では、無所属で初当選を果たしました。自らを『宮崎県のセールスマン』と称して県民の共感を呼び、支持率は常に90%を超え。『宮崎をどげんかせんといかん』という言葉は流行語大賞にも選ばれました」
‘12年から衆議院議員として国政に挑戦し、辞職後は政治評論家・コメンテーターとして活躍。’22年には再び宮崎県知事選挙に出馬したが、現職の河野俊嗣知事(61)に僅差で敗れた。任期満了に伴う次回の知事選は1年後の‘27年1月に控えている。
宮崎の地元メディアが次期宮崎県知事選への出馬の可能性を報じていることもあり、東国原氏の上の発言についてネット上では様々な意見が飛び交っている。
《東さんは、国会議員やりませんでしたっけ?宮崎県知事はやったけど、途中で投げ出した感が否めないよね》
《あいかわらず、あざとい。誰も聞いていないのに複数から声かかったといかにも市場価値高い印象を与えて、地方選を匂わすことで観測気球上げて様子を見る》
《宮崎県知事も国会議員も途中で投げ出した人に、いまさら何の期待をかけるんですかね》
本誌は昨年12月に東国原氏本人に取材をしている。そこで同氏は知事選への“3度目の挑戦”についてこのように語っていた。
「白紙です。ノープランですね。今後は外野的な立場で政治をウォッチしていこうと思っています。プレイヤーに戻ることはもうないと思います」
同時に東国原氏は「出馬宣言をするなら、私よりも息子のほうが将来性はあるかもしれません」と、前妻の女優・かとうかず子(67)との間に生まれた長男が政治家になる可能性を明言していた。
「東国原氏の息子さんは、東京の野村総合研究所に勤めていたエリートでしたが、‘22年の宮崎県知事選のときに辞職し、選挙対策本部の政策担当として父を支えました。
現在では宮崎に移住されているようで、地方活性化に関心を持っているのだとか。実際に政治家の道に進むかは定かではありませんが、父の東国原氏も息子さんの選択を応援すると明かしています。すでに“プレイヤー”としては、次世代にバトンを渡しているという心境なのかもしれません」(前出・全国紙政治部記者)
