1月23日に放送された番組企画をめぐり、“ヤングケアラー”“育児放棄”などと波紋を呼んだ『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)。放送後にSNSで依頼人の両親に批判が相次ぎ、番組が2度にわたって異例の声明を出す事態となった。
問題となった企画の依頼人は、6人兄妹の長男(12)。両親が共働きであることから幼い兄妹の世話を担っているとし、番組では「同級生は自由に遊んでいて羨ましい。正直、長男をやるのに疲れた」と少年の依頼メッセージが読み上げられていた。
「VTRでは“探偵”の霜降り明星・せいやさん(33)が少年の自宅を訪れ、子供たちと交流したり、長男に代わって家事・育児をサポートしたりする様子が紹介されました。せいやさんはおむつ替えや食事の用意など手際よくこなすいっぽう、少年が大きな負担を抱えているような内容に批判が殺到。冒頭で父親が乳幼児を残して出かけた場面や、エンディングで『〇〇(長男の名前)、米炊いて!7合!』と母親の声が流れたことは炎上に拍車をかけることに。放送後には母親が経営する美容サロンや両親の個人SNSアカウントが特定され、誹謗中傷の書き込みが相次いだのです」(テレビ誌ライター)
番組の声明によれば、父親が乳幼児を残して出かけたことや、母親が「米炊いて!7合!」と言い放ったことは、番組の編集・構成上の演出として表現したという。また、少年の依頼メッセージも原文とは異なり、番組側と家族で内容を確認・相談し合った上で放送用に構成・改稿したとの説明があった。
番組の演出によって炎上が引き起こされたかたちだが、元迷惑系YouTuberで現在は奈良市議会議員のへずまりゅう氏(34)の“参戦”が拍車をかけることに。
へずま氏は25日にXで一家が暮らす県を訪れたことを報告し、《「一日だけでもいいので次男になりたい」この言葉にはSOSが込められています。もう辛い思いをしなくていいんだよ。子供の為に全力で動きます》と介入を宣言。投稿では、少年の母親が経営していると思しき美容サロン前で撮影した自撮り写真も公開していた。
さらに別の投稿では、県内の駅前で撮影した自撮り写真を添え、《長男くんが苦しまないよう両親の考え方から見直させます》とも投稿。この時点ではへずま氏が家族に接触したかどうかなども不明だったが、他県の市議が一般家庭に介入しようとする行為に批判の声が相次いでいた。
